6月7日、初夏を彩る「半夏生」を見に両足院へ行ってきました。

 

両足院 ⇒京都建仁寺塔頭両足院|座禅体験・庭園の特別拝観(特別公開)・樹木葬 (ryosokuin.com)

 

両足院は、祇園にある臨済宗の由緒ある建仁寺の塔頭の古刹です。

 

1358年に龍山徳見が入滅したときに建立しました。

毘沙門天像がお祀りされていて、半夏生の庭園が有名です。

 

半夏生はドクダミ科の多年草で、初夏に開花が始まると、回りの葉が緑から白色に変化し「水芭蕉の花」のようにばり、開花が終わると白から緑と元に戻ります。

その半夏生の特性を巧みに取り入れた庭園が見事です。

 

 

半夏生は白色に変わり始めた様子でした。

雪が降ったようになるのには、1~2週間後になりそうです。

しかしその代わりに、ゆったりと見事な「池泉廻遊式庭園」を堪能することができました。

また、結婚前の写真撮影をしているほのぼのした風景にも出会え、はっこりとしました。

 

 

また、境内の毘沙門天堂の前の狛犬の代わりに、「狛寅」が鎮座されていました。

とても、珍しい風景でした。

 

毘沙門天のお使いが狛寅だそうで、鎮座されているそうです。

 

また、毘沙門天堂は「祇園の縁結び」として有名です。

「良い旦那さんと出会いますように」と祇園の舞妓さんが、時々お参りに来られるそうです。

 

そんなこんなで、見事に白化粧した半夏生には会えませんでしたが、帰りに綺麗にお化粧した舞妓さんと出会えるように、花見小路を通りました。

 

 

お参りしたお陰か、ふたりの舞妓さんとすれ違うことができました。