政治に科学は相容れないのかー鳩山首相辞任に思うことー | 外科医ライフ

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ツイッター外科医のちょっとイイ話 Season2
ありがちな外科医ライフを気の向くままにつづってます。

鳩山首相がとうとう辞任
されました。

その経緯については
周知のとおりです。



いまさらですが
鳩山首相が特異な
点として
理系人間である
ことが挙げられると
思います。


鳩山氏の経歴に
再度着目したい
と思います。


ウイキペディア
による首相の経歴は


東京大学工学部を卒業され
スタンフォード大学で博士号を取得
東京工業大学助手

専修大学の経営学部助教授に就任
1984年3月に政界入りを志して退職

選挙スローガンは
「政治を科学する」

豊富な資金力、祖父以来の人脈や
名門出身の毛並みの良さ・知名度
に支えられ短期間で頭角を現し、
中心的存在に。

第93代内閣総理大臣に就任。


博士号をもつ初の首相に
なられたわかですが、

首相の博士号はアメリカの
Ph.Dであり日本とは
そのステイタスが
かなり違うことは
科学界の常識です



すなわち真の
理系の思考を
マスターしている
政治家といった
ところでしょうか。


科学の世界では
仮説をたてる
ことが
日常であり

それを検証しつつ
真理にせまるという
アプローチ
をとります。


しかしそれまでの
道程は極めて
長く
多くは失敗の連続です。


かのエジソンで
さえ自分の発明は
99%が失敗作と
語っています。



政治の世界を
科学的に
アプローチする
という発想は
よいと思います。


しかし
科学は基本的に
未知のことがら
の探求であり

はじめに
仮説ありきであり
研究開始の時点では
結論は絶対こうだ
といったものは
確固としたものは
ないことも
多く

むしろ
意外な結果が
でたらそれから
思いもよらない
真理にたどりつく
ことが醍醐味でも
あります。

そうした
セレンディピティ
を楽しむところが
科学者にはある
のです。

しかし
政治の場合は
どうでしょうか?

仮説はあっても
その結論の
整合性はかなりを
担保されたもので
なければ
困ります。


予想外の結果が
出た場合の
被害者は
国民だからです。


すなわち
政治を担当するときに
科学的思考は
相容れない部分が
あるのではない
のでしょうか。



同じ理系人間の
一人として

鳩山首相の
思いが
達成できなかった
ことは
残念な結果とはいえ

もしかすると
規定路線だったの
かもしれません。