私にとって、たくさんの方々にとって、大切な人が逝ってしまいました。
 

星野修さん。
 

56歳。わかすぎる。。。


大恩人であり、経営の師匠です。

 

ナニメンさんのことも紹介してくださいました。
 

 


出会いは、2017年、はじめて日本商店会のベンチマークツアーin長野に参加したときのこと。

貸し切りバスのなかで

 

「こういうの初めてだしボンボンなんです」

 

という私の自虐的な自己紹介を聞いて

 

「あいつ、おもしろいね~」と目を付けてくださいました(笑)


 

星野さんといえば、

「人生はさ、想い出づくりだよ」

 

「そういうとこ、だよ」

 

「相手目線が大事だよ」

今でも数々の名シーンが鮮明におもいおこせます。
 

 

 

「勝川さん、これで人生がかわっちゃうねー」
 

と言ってもらったのは、2018年日本商店会の周年イベント。

 

300人の観客、それも著名な経営者も多数いる中、社長になった経緯や、和光をたてなおすお話をさせていただいたとき。

リハが終わり、トイレで横並びになったとき、ふいに声をかけられました。

まだ、プレゼン終わる前なのに。


正直、最初は何をいっているのか星野さんの真意がわかりませんでした。



 

たくさんの候補者のなか、プレゼンがめちゃくちゃ下手な私を最終的に推してくださったのが星野さんだと後で聞きました。

 

そのときは嬉しいよりもプレッシャーしかありませんでしたが(笑)


事前に経営者の皆さんで支援会をひらいてくださり、ポンコツな私のプレゼンを何回も何回もきいてくださり、愛のあるダメ出しも沢山いただいて、修正をくりかえす日々。

最終的には、たくさんの方々によかったよ!感動した。
 

自分と重ねて涙がでた、などと言っていただける最高の結果となりました。

ポンコツプレゼンの私がここまで人に助けられ、磨かれて。


そのとき「本気で担がれる」っていうのはこういうことなんだって、鳥肌がたちました。

 

 


「本気で人を応援する=担ぐこと」

「伝えると伝わるの違い」

「人と関わる=未来の成長を信じきること」

 

を教えてくださいました。

今は、この気づきが私の人生を変えてくれたんだと感謝しています。
 

 

 

 

その後、HS経営計画発表会を見学させていただいたときにも、気付きがあり、衝撃をうけました。

 

その後の懇親会などで語られるマネジメントのツボ。

 

星野さんは年がら年中、私だけでなく、周りの経営者さんたちの相談を受けていました。

 



 

「おれもさ、そんなことあったよ」

 

創業の苦労や、失敗事例を引き笑いしながら語る星野さんw

 

先日、ひさしぶりに一言頂いたのは

 

「勝川さんさ、いつまでも、もらってばかりじゃダメだよ、与えなきゃ。川崎に仲間つくってさ」

 

これが星野さんから受けた最後のアドバイスとなりました。

 

 

 

仕事だけでなく、人生において、大切なことを散々教えてもらっているのに、まだ何も恩返し出来ていません。

 

何もできなかった自分が心から悔しいです。

 

先日、葬儀に参列し、散々、先輩、仲間と一緒に泣きました。


こんなにも親族以外のおじさん、おばさんが集まって号泣しているお葬式を見たことがありません。




星野さんにいただいた数々の気づきと想い出。

星野さんはこの世にはいらっしゃらないですが、私の胸の中で一生、会話を続ける存在です。

 

何か起きた時、星野さんにここで相談したら何て言うかなと、想像し続けていくと思います。



私の胸にしまうだけでなくて、周りの人を、地域を、元気にするために、その言葉をつないでいきます。

今まで、本当にありがとうございました。

 

安らかにお眠りください。