Plaisir d'Amour(プレジール・ダムール、邦題:愛の喜びは)

リチャード・クレイダーマン(Richard Clayderman)の演奏で。

 

仏語
Plaisir、プレジール:喜び

de、ドゥ:~の

Amour、アムール:愛

”Plaisir d'Amour”はJean Paul Martini(ジャン・ポール・マルティーニ)

が18世紀後半に作曲した曲ですが、マルティーニというイタリア風の

名前は芸名で、本名は「Johann Paul Schwarzendolf:ヨハン・パウル・

シュバルツェンドルフ」というドイツ人で、主にフランスで活躍しましたが、

この曲だけが現在まで残っている状況です。
 

Martiniの原曲

原曲にはジャン・ピエール・クラリスの仏語歌詞が付けられていますが、

伊語歌詞で歌われる事も多いようです。

日本では昔の結婚式のBGMとしてよく使われていましたが、歌詞の大意

は「愛の喜びは一瞬で、愛の苦しみだけは長く続く・・・。」という不実な恋人

に対する恨み節なのです。

 

ギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリ(Nana Mouskouri 10・13生まれ)の歌唱が

世界的に有名です。

 

個人的には、

ベルト・ケンプフェルト(Bert Kaempfert)の演奏が好いです。

 

 

 



エルビス・プレスリー(Elvis Presley)の大ヒット曲”Can't Help Falling In Love ”
(邦題:好きにならずにいられない)は、この曲のカヴァー曲です。