「逮捕=有罪」?「訴えられた=敗訴」?
よく勘違いされがちなことの1つとして、
ニュースで、「〇〇容疑者逮捕」や、
「〇〇会社が著作権侵害で訴えられました」
などという報道がなされることがありますよね![]()
その時、
「この人はこういう犯罪をした人なんだ」
とか
「この会社こんな悪いことをしてたんだ」
とか
思うことがありませんか![]()
でも、実は、
それは不正確で、
中には、
間違いであることもあります![]()
今回は、その点に関して、
弁護士として、法律的な観点も含めて、
コメントしてみようと思います![]()
「逮捕=有罪」![]()
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既にしっかりと理解されて、
報道に触れている方もいらっしゃると思います![]()
でも、どうしても、
逮捕と聞くと、
この人は犯罪者なんだ、
と受け取ってしまいがちになるものですよね![]()
そのこと自体は、
ある意味やむを得ない部分
もあるのだろうと思います![]()
報道で逮捕のシーンが流れる時は、
真ん中に容疑者を置いて脇に挟んで歩いたり、
容疑者に手錠がかけられて、
さらに布が被されていたりして、
どうしても悪いことをした、
という印象が強まるのだと思います![]()
そして、そのイメージがあるので、
「逮捕」と聞くと、
あたかも、その人が犯罪者である、
ということが確定してしまったかのように感じる、
ということなのではないかと思います![]()
ところが、実際には、
逮捕=有罪ではありません![]()
さらに言えば、
逮捕されたから有罪で、
逮捕されないから無罪
というわけでもありません![]()
逮捕されるのは、
あくまでも
「犯罪の容疑がかかっている人」(容疑者)
であって、
犯罪者(確定)ではありません![]()
もちろん、
逮捕された時点で、
犯罪を行った人であることが、
ほぼほぼ確実な場合もあります![]()
それでも、
法律的に言えば、
犯罪者として裁判で有罪が確定するまでは、
逮捕された人は、
あくまでも
「犯罪の容疑がかけられている人」
であって、
犯罪者(確定)ではないです![]()
したがって、
最終的に、
その人が実際に罪を犯して、
償うべき犯罪者かどうかは、
刑事裁判で有罪判決が下され、
それが確定するまでは決まらないということです![]()
ただし、
日本の実情としても、
逮捕された時点で、
犯罪をした嫌疑がかなり濃厚だったり、
現行犯での逮捕だったりして、
その後、
実際に有罪になるケースが多いことは事実です![]()
一方で、
中には、少ないながらも、
冤罪
だったというケースもあります![]()
ちなみに、
逮捕というのは、
あくまでも、
容疑者の逃亡を防いだり、
証拠隠滅をさせないため
などの目的で行うものです![]()
本来、
逃亡や証拠隠滅の恐れがあるなどの、
法律で定める条件に合致しなければ、
逮捕はできません![]()
「訴えられた=敗訴」![]()
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「逮捕=有罪」ではないということと同様に、
「訴えられた=敗訴」ではありません![]()
日本の民事裁判は、
よほどの例外的なケースではない限り、
基本的に、
裁判を起こす事自体は可能です![]()
(裁判を起こすための手続面での条件等を整える必要はあります。)
したがって、
裁判を起こされた(裁判の「被告」になった)
からといって、
訴えの内容自体が正当かどうか
は別問題です![]()
特に、
民事裁判は、
訴えが起こされたからといって、
どちらが勝つかは、
まさに
ケースバイケースであり、
どちらが有利、
ということは基本的にはありません![]()
結局、
訴える側と訴えられた側が、
裁判の中で、
どのような主張反論や証拠提出を行うか次第
ということですね![]()
ポイントは![]()
勘違い・誤解を生まないために大事なのは、
最終的な結末までを見て判断すること
です![]()
ただ、
現実には、
結果が出るまでには
時間がかかることが大半です![]()
また、世間が注目するような大事件でない限り、
結末(裁判結果)まで報道されないことも多く、
情報を追うにも限界がありますよね![]()
もちろん昨今では、昔に比べて、
情報を追い易い時代になってきています![]()
ただ、
情報を追うことが難しければ、
せめて、
「逮捕」や「訴えられた」
という報道を見た時に、
「容疑者は認めているのかどうか」
や
「訴えられた相手はどのような反論をしているのか」
といったことを、
確認したり発想する視点を持つことが、
重要なのかもしれませんね![]()
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ケースごとに色々な事情があり、
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