以前、保育園で軽く怪我をして絆創膏を貼ってもらった事がありました。
「ここ、怪我しちゃったから、先生が絆創膏貼ってくれたの」とこうちゃん。
それ以来、なぜか絆創膏がお気に入り。
怪我をしていないのに、「ここに絆創膏貼る」と言うので困っちゃう。
「怪我は男の勲章」とでも思っているのか、何故か怪我をしたことを自慢してきます。
最初は、どこにでもある無地のタイプのもので満足していたし、
その内忘れて、絆創膏ブームは終わったと思っていたのに。
何かのご褒美で出してあげようと思って隠しておいた、
新幹線の絵がプリントされている絆創膏。
見つかってしまったら最後、もう大変!!
「これ、開ーけーて!!!」攻撃の嵐。
根負けして開けてやると、「わー、すごい、新幹線だ」と大興奮。
「ここにはるー」
怪我もしていないのにこのとおり。
こういうの、「心の絆創膏」というそうです。
すなわち、子供にとっては安定剤だったり、ハッピーな気持ちになれるアイテムの一種なわけです。
「はがさないと、ばい菌さんきちゃうよ」との親の言葉にも聞く耳持たず。
毎日、1枚必ずどこかに貼っている状態。
保育園の先生や、たまたま会ったお友達のママにも
「ほら、見て。新幹線、かっこいいでしょ。」と自慢する始末です。
タトゥでもしている気分なのかも知れません。
まあ、これで楽しい気分になるなら安い物かも知れないけど。
明日は、どのタイプの絆創膏を貼って保育園に行くのだろう?
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「新幹線、乗ってみたい」とリクエストされるも、
なかなか乗せてやれる機会もなく、おのぼりさん気分で東京駅に新幹線見物に行ってきました。
入場券だけ買って東北方面の新幹線ホームへ。
初めて間近で見る新幹線、大きすぎてちょっとびっくりしていたのかも知れません。
停車しているMAXやまびこを見て、
「こうようくんもあれに乗りたい」と言うので、
「あれに乗ったらビューンって遠くの街に連れて行かれちゃうよ」と諭すと、
「おうちかえるー」とすごい勢いで号泣を始めました。
泣かすつもりも、脅すつもりもなかったのだけど、言葉を選ばなかった母、反省です。
気を取り直して、
人気の新幹線なんですね。
はやぶさとこまちの連結部分では、
キッズ達と、写真を撮ろうと必死な親達でごった返していました。
私達親子と同様、見物にだけ来ていると思しき親子もたくさんいました。
のぞみ、はやぶさ、こまち、つばさ、やまびこ、あさま、MAXやまびこ・・・etc
絵本や映像でしか見たことのない新幹線達、
こうちゃんの目には、それは神々しく写ったに違いありません。
こうちゃんのお母さんになってから、
私も随分新幹線や車両の名前を覚えました。
今まで1mmも興味なかったのに、
こうちゃんの目線を通じて見えてくる新しい世界。
素敵なキラキラをありがとう。
ちょうど、連結部分が見える場所に待合室があり、
駅弁を買って、そこで食べました。
旅行気分で楽しかった、美味しかった!!でも足りなかった↓
「はるちゃん、どうぞ」
ミルクをあげてくれました。
はるちゃんは、お兄ちゃんにかまわれると、とっても嬉しそうです。
いつも、こうちゃんが主体のお出かけばかりで、
一つもはるちゃんのペースではありませんが・・・。
一緒に遊べるようになるまで、もう少しお兄ちゃんに付き合ってあげてね。