ご縁をいただいたのは
この『しょうざんリゾート京都』
創業者のお孫さんである
松山佳世さん
お孫さんと聞くと
それはそれは裕福な生活だろうと
イメージされると思いますが
お話の内容は
その反対で驚くことばかり
確かに小さい頃は
靴下を自分で履いたことがないそう
(お手伝いさんが履かせてくれる)
でも
ご両親の離婚をきっかけに
お母さまとともに
滋賀県の山奥へ引っ越すことに
なるのです
実はお母さまも
かなりのお嬢さま。
そんな人が幼い子ども二人連れて
どうやって生活していくのか
佳世さんも
あまりの生活の変わりように
何度も家を脱走したそうです。
そりゃそーだわな。
でも
お母さまは
『この場所で生きていく』と
覚悟を決め
ここで生きていくために
農業をすることにしたのです。
『お嬢さまに何ができるんだ!』
とまわりの人からは
毎日のようにけなされました。
ある時に農協で
農薬を持って帰るよう言われたけど
『確かに人に土地代を払っているが
私はこの地球から土地をお借りしている。
だから農薬を使うわけにはいかない。』
と、無農薬で
農業を始めたのです
今なら無農薬といえば
普通のことだし
歓迎されることだけど
当時は頭おかしいんちゃうか?
みたいな扱い
それでも
お母さまは覚悟を決め
今や大きなブルーベリー農園を
経営されています
佳世さんも
昨年独立、起業され
新たなチャレンジをされています
気づきました?
『自分が出来ること』から
何かを探すのではなく
『自分がしたいこと』を決めて
出来ることをする。
これが『覚悟を決める』と
いうことなんだと感じました
やりたいことがあっても
自信がなくて進めなかったり
不安になったりしますよね。
でもこれって
『できるかどうか』を
基準にしてるから。
やりがち。。
そうじゃなくて
どれだけ自分がやりたいか!
やると決めたら
それに向かって出来ることを
コツコツと積み重ねていくだけ
年末あたりから何度もくる
『覚悟』というワード。
覚悟を決めるって
わかってるようでわからない。
そんな時に佳世さんのお話を聞き
私の心の琴線にふれたようで
涙が溢れてきました
何ができるか?ではなくて
何がしたいか?だ!
今までの学びに
自分の経験、気づきを加えて
心も人生も豊かになる術(すべ)を
伝えたい
そんな覚悟を決めた1日でした
あなたは何がしたい?
別に起業するだけではなく
毎日をどんな風に過ごすかと
いうこともそう。
どう在りたい?
覚悟を決めたらあとは進むだけよー