一昨日、あらためて借用中のファゴットを更に細かい部分まで不具合調査を開始しました。

とはいえ、県大会の二週間前にほぼやり尽くした感はありました。しかし、どうも解せぬ音程バラつきと音抜けバラつき、、、替え指や、息の量のコントロールでどうにかしのぐ努力をしました。精度を欠きました。。

Bホール内にへばり付いていた筒状のサンドペーパー、、

これが除去できたことにより、めちゃくちゃ改善した感を得ています^_^

お借りしてからずーっと、ある音域で風切り音みたいのがしてました。息漏れ、解放タンポの開き角度等、色々チェックしましたが、数々調整後も尚、風切り音にほぼ変化なしでしたね^_^:

ファゴットには、指で直接塞ぐトーンホールが6個あります。

40数年経って見てみますと、その内2箇所の孔の内壁に汚れか?加工か?わからんかったけど、何かあるのは見つけていました。

賭けではありましたが、これらを除去する事を決断^_^:

音程調整のための肉盛りがなされたいるのかと思ったからです。しかし、この楽器導入当初に本来の癖を知り得ている自負を決断要素とし、除去にトライ。

一つは、単なる蓄積された汚れでした。もう一つが異物だった。

良い結果に結びついて安心しております。

なぜ?サンドペーパー筒がそこにいたのか?

おそらくは、トーンホール内の汚れを磨こうと考えたのでしょうね^_^

そしたら、何かに引っかかった、または何かにへばり付いて取れなくなった。その場で取り出しづらかったのか?取り出す事を忘れたか?そうして、時間の経過により固着してしまった。

なのか?

音程調整のための、内径加工だったのか?

決してその事を責めたり、非難してるのではなく、楽器をどうにか改善したいと思っての行動に感謝したいのです^_^

与えられた楽器を、たーだ吹く人と、大切にし研究する人が居ます。どうか楽器を扱う人は後者になって欲しいと願います。^_^

(ブログ閉鎖まであと83日)