マイケルブレッカーさんを始めて知ったのは19歳の頃でした。

ジャズ誌等でよく見かけるお名前でしたが、それまで一度も聴いた事もなかった。

18歳の年末頃、人生初のジャムセッションへ出掛け、そこで知り合ったジャズギターTony先生のバンドに、人生初のジャズコンボに参加させて頂いたわけですが、そこからの繋がり、拡がりでフュージョン系インストバンドを紹介してもらいました。^_^

そこのバンマスは大変厳しい方でしたが、優しい一面もあり、「サイトークン、色んなサックスを聴いてみなよ」と、一本のカセットテープをくれました。

本当に色んな演奏が録音してあって、興奮して聴きましたね^_^

全てカッコいいサックスだったけれど、B面のラストに録音してあったのがマイケルブレッカーのハバネラでした。

アルバムとしては「Cityscape」マイケルブレッカー&クラウスオガーマンからのハバネラです。

19歳の、まだジャズやら何やらよーと解っとらん私の頭は完全にぶっ飛びましたね^_^こ、こ、これが、、ブレッカー、、

クラウスオガーマンの管弦楽アレンジにもぶっ飛びました。

この曲、ブレッカーの冒頭テーマ吹奏後はしばらくハバネラ調の管弦楽が展開されます。エキゾチックで不気味で荘厳な管弦楽が鳥肌を立たせます。

そして、ブレッカーのインプロバイズが炸裂するのが6分10秒あたりから♪

このブレッカーのハバネラを聴いた後から、出来もしませんがモーダルなシーツオブトーンスタイルに憧れる様になりましたな^_^:

昨今は激辛ブームなどもあり、ハバネラというと激辛香辛料をイメージしますが、

私にとってのハバネラは、マイケルブレッカーさんのこの曲だ^_^

カセットテープB面の最後に録音してあったのは、バンマスの粋な計らいだったような気がします^_^

ミヤガワバンマス、カセットテープを頂き感謝しています。^_^