リードが逝ってしまう瞬間を2年ぶりくらいに経験しました。
前回は、エリックさんをお招きしての演奏会当日、
今回はリハ現場にて。
つい、さっきまで鳴ってたのに、急に鳴らなくなる。
リードの腰がなくなり息を吹き込むとマウスピースレールにペタッと張り付いて全く振動せず、かろうじて音が出てもコントロール不能。^_^:

数年前より、使用後にポビドンヨード配合の泡石鹸水で洗うと長持ちするような気がしてそうしてます。
ざっくり2年ほどもつのです。
で、油断してますとリードの終焉を不意にくらわされます。

さて、そのリード終焉の直前くらいがとても良く鳴るし、音色も極上の感じがすると感じるのは私だけでしょうか?
吹奏感、音量、音色の色艶、制御力、全てにおいてとても良いと感じるのです。
で、その次のタイミングで吹くと、、、
鳴らした瞬間から嫌な感覚全開^_^:
そのまま頑張って吹くと、、息が通らなくなる^_^:

お肉は、熟成され、腐る直前が一番美味しいとかいう話を聞いたことがあります。
似たような性質か?
考えてみれば、リードも植物の肉だ。
やはり、私達は他の生き物の生命を頂いてるのですね^_^
有難い。
私は使えなくなったリードを、最終的に処分する際に、
そのリードをおでこに当てて、ありがとう、お世話になりましたと、黙祷を捧げます。
これからも続けていきます^_^