BSで放送されてましたので、あらためて観てみましたら、やっぱりすごい作品。

ここんとこ、全く関連がないとはいえない作品をいくつか短期間で観たことになる。

Ai Robot(米映画)
MARIO Aiのゆくえ(邦ドラマ)
Tomorrowland(米映画)
そして2001年宇宙の旅だ。

上の3つは比較的最近の作品だが、2001年宇宙の旅は1968年公開、つまり私が1歳のときの作品。
映画の中で映像化されている人工知能コンピューターHAL9000は、レトロ感はあるがその存在感は、今現在語られてるものと大差ないように思う。
50年も前に、こんなにもリアルに表現されているということは、、、、
今現在は、既に同等かそれ以上のものが存在しててもおかしくはないんじゃないかと考えてしまう。。。

今まで何度も観たことのある映画だけど、観るたびに新しい発見とか、新しい感覚を味わう。
今回観てみて何を一番感じたかというと「恐怖」だった。
あらためて「恐怖」を感じた。

HAL9000の目である赤外線カメラのレンズみたいなやつ、
映像では、ただそれが映ってるだけだが、それが怖い、すごく怖い
それから乗組員とHALの中盤の会話、お互いが懐疑的な心理を伴っているときの会話、言葉もすくなく簡潔な会話だが恐かった。

上記の3作品と共通するように感じるのは、ラストに近いシーンで、
どーーーもビッグバン(宇宙の大爆発)を連想させるところ。(私だけかもしれないが)
これは米映画「ルーシー」でもそうだった。

この部分から感じてしまうのは、この宇宙は何度も何度も破滅と誕生を繰り返してるんじゃなかろうか?
という感覚。
それともうひとつは、この宇宙は実はすごい巨大な生き物で、我々はその巨大な生き物の中のほんの小さな細胞~構成素粒子のひとつなんじゃなかろうか?
という感覚。

毎日やってる仕事も、クリスマスの賑わいも、自動車レースも、ジャズのジャムセッションも、政治も経済も、とにかく今起こってるすべてのことは、実は宇宙という巨大生物の細胞組織の活性化の営みであり、
これらは何度も壊れては再生するということを150憶年単位で繰り返している、、、

でも、その小さなひとつひとつの存在と活動は宇宙を構成するのに必要なものである、、

という
誇大妄想 (^^)

2001年宇宙の旅

何度観ても、凄すぎる