
私の好きなTVドキュメンタリー放送録画シリーズ、
・「宇宙に神は存在するのか(ホーキング博士)」
・「仮面の告白(三島由紀夫先生)」
・「ブルース・リー物語」
・「火星移住計画(コズミックフロント)」
などなど。
そしてまたひとつ増えた。
つい先日のアナザーストーリーズ、
「CD開発 ”不良社員”たちが起こしたデジタル革命(SONY)」
以前に開設してたブログに散々書いた、
「デジタル音楽媒体~CDの出現で、ミュージシャンのゴトシ現場が失われていった。。。」などと、暴言・虚言を (^^;)
間違いではございませんですな。しかし、そうやって一局面を後ろ向きに捉えつつも、
やはりCD~デジタル音楽媒体は便利ですね。
そのCDことコンパクトデイスク開発の経緯をドキュメンタリー番組として制作し放映されましたがとても感動した。
内容は事細かには書きませんが、、このプロジェクトの発端は、あの中島平太郎さんだ。
元ソニーの技術~研究開発部長。
実は、私の元勤務先(音響メーカー)の技術顧問もなさってました。
年に一度か二度ほど社内で技術・研究・開発に関する発表会があり、その際に審査・講評をなさってました。
今でも覚えている氏の言葉のフレーズ、
「ところで、誰か早くデジタルスピーカーを開発してくれないものかね~」
会場のエンジニアたちは皆、苦笑いをしてました。
この私でさえ「んなー、そら無理やろー」と思ってたくらい。
しかし、この番組をみて氏のデジタル音楽に関する熱意、想いの強さが理解できました。
SONY社内の「コントロールしにくいへそ曲がりの異端児」ばかり14名の技術者を集めそのプロジェクトに乗り出したわけですが、とにかく、面白い。
そして、あのクラシック界の大御所ヘルベルト・フォン・カラヤン先生からの怒りの鉄拳の話や、開発品が総すかんを食らう中であの盲目のスーパーミュージシャン、ステイービーワンダーさんだけが大絶賛したり、
また、日本を代表する音楽プロデユーサーの一人松任谷正隆さんの葛藤の話などなど、、、
音響メーカー出身で、ミュージシャンを気取っている私にとっては、大興奮の内容でした。
我が祖国、日本の技術力ってすげえなーとしみじみ思いつつ、
ぼさーっとはしておれんなーと、つくづく思いました。
ふと、
我に返ると、
自分は、自分が掲げた到達目標に、いったいどんだけ近づいてるんだろう?
と疑問を感じ、そしてなんらできていないことに恥ずかしさと情けなさでガクリと首を垂れてしまう。。。
これだから、いかんのだ (^^;)
何かひとつだけでも、
自分の到達目標に納得いく形でよじ登らねば
でないと生まれてきた意味がないね (^^;)
とても良い番組を拝見させていただきました。
毎晩、観ています (^^)