NHK-AMラジオが好きです。
国民的で、ほっとするムードが漂うラジオ。
ちなみにFMは、、私にとってはうるさい。(但しNHKは良い)

そして、
このNHK-AMで時折流れる楽曲に度肝を抜かれることがある。番組の放送内容はとってものどかな感じなのに、
「それでは、ここで1曲お送りします。マイケルブレッカーの~」
といった感じで、それまでのトーク内容とは別世界の音楽、ジャズのすげえのがかかったりする。
ブレッカーだけでない、その他、世界中のトップジャズメンの音楽がいきなりかかるので、これまた目が覚めるのだ。
そうして、つい先日、纐纈歩美さんのダイバーシテイという曲がかかった。

曲が流れて、素直に「かっこええ」と思った。
ニカズドリーム、危険な関係のブルースぽい雰囲気の曲。
気になって、ネットで調べたら楽曲のダウンロードサイトに誘導された。

そうして、人生初の音楽作品ダウンロード(1曲、260円だったかな)


これまで、
昭和の頑固爺として、レコードやCDじゃないと音楽作品の購入はダメだと、頑なに自分に言い聞かせてきた。

が、しかし、
やってみたら、なんと便利なことか?!
本当に、心の底から、本当にぶったまげた

世の中、本当に便利になったなーと痛感。

思い起こせば、人生初の音楽ソフトの購入は、、
おそらく、小学校5年か6年のころに買ったCOOLS(クールス)のミュージックテープだったと思う。(3200円だたかな)
ちなみに初めて買ったLPレコードはおそらく中学1年のころ、やはりCOOLSだった。(2300円だったかな)
レコード店のビニール袋に入ったレコードを小脇に抱えて歩く姿に憧れ、やっと実現したあのときが懐かしい。

今は、多くの人が、好きな作品を1曲単位で、スマホで決済しダウンロードし、
そのまんまイヤホンやヘッドホンでスマホ経由で聴くんだね。
あるいはブルートウース経由で他の音響機器に転送して聴く。。。

なんて世の中になっちまったんだろう。
技術の進歩はゴイス

でも、
やっぱり、
買ってきたばかりのレコードをターンテーブルの上に載せ、ドキドキしながら針を落とし、
最初に飛び込んでくるサウンドを聴くあの瞬間が、たまらなく懐かしい

やはり昭和の頑固爺はやめられん

ダウンロードは必要最低限にとどめよう