だまし絵という話

チックコリア＆FriendsのCDを再生すると、（CDdbが観れる場合）だまし絵が登場するという話。

ほんとに？

と思って、久々に聴いてみた。
演奏は、
やはりカッコいい。
チックコリア（Key)、ジョーファレル（Sax,Fl)、エディゴメス（Bs)、スティーブガッド（Ds)。
リターントゥフォーエバーの香りがちょっとするが、サウンドはやっぱり違う（当たり前）。

さて、添付画像の通りジャケットはカエルとイルカとウサギのバンドのジャケット。
ところが、
再生するとCDdbで映し出されるジャケットは、違うキャラクターが登場するのだ。

「だまし絵？的な？」

このCD入手したのは20年くらい前だったか？以来、聴きはするもののライナーノーツなんて読んだことなかったが、気になって読んでみたらそこに解答あり。

元々、当該ジャケットの画像はスマーフ人形のバンドだった。
でリリースしたはいいが、無断で使用していたため著作権利者からクレーム。
レコードは販売一時停止、で、急遽カエルバンドの絵になった。
（しかも、このレコードはこの年のグラミー賞受賞というドタバタ劇）

アナログレコードだと、こんなことできないが、
CDだとデジタル信号の中にこの元々のスマーフ人形ジャケットの画像を盛り込むことなど容易。

で、
ジャケットの絵はカエルバンドだけど、
再生するとスマーフバンドが登場という、なんとも面白い話。
しかも、それぞれのバンドの楽器が違ったりするのもおもしろい。
（エレベとウッドベースの違いとか）

今、手元にこのアルバムがあるのが、今になって嬉しい(^^)

無論、演奏は超凄い　♪