2日目は

ビーチの夜明けと共に

行動開始






グループホテル間で移動して

おしゃれなビーチクラブで

過ごすこともできましたが


とにかく

朝の少しでも涼しいうちに

どこか1箇所

観光へ行ってみようと


宿の朝食も待たずに

7時過ぎには

息子の運転で、出発 🚗💨




Tulumの街の

モダンでおしゃれなカフェで


パンケーキ、ベーコンエッグ

新鮮フルーツにコーヒー

思いの外、当たりだった

朝食を食べてから


こんな道を30分走り


このあたりは

マクラメの手芸品が

有名らしいのですが


道路脇にちょこちょこ見かける

こういうお店

開いてるんだか

開いてないんだか?


これは教会かしら?



途中から

携帯電波も入らなくなった

こんな道を、さらに15分


到着したのは

ここも私は行ってみたかった

コバ遺跡に近い



プンタラグーナ自然保護区



よく考えてみると

泊まっている宿も

エコツーリズムがテーマで

遺跡と自然保護区なので


わざわざ1時間移動する

意味があるのか?という気も

しないではないのですが 😓



遺跡には興味の薄い息子と

歴史にも興味のある母娘が

双方楽しめそうということで


野生の猿🐒が見られるという

プンタラグーナ自然保護区まで

来てみました。




と・こ・ろ・が!


今になってHPを見れば

ちゃんとそう書いてあるのですが

Trip Advisorをチラ見だけで

下調べをしておらずに

大失敗 😫



なんと

クレジットカードは使えず

現金のみ


Tulumの街では

クレジットカードが

問題なく使えるので

うっかりしていました 💦



1グループの人数により

その場で料金を交渉するようで

HPにも明記してないのですが


やりたかった

マヤ族の儀式

ジップライン

カヌー

セノーテ等を含む

全コースをやるには

現金の持ち合わせが足りず


残念ながら

クモザル🐒を見る

1時間のガイドツアーだけに

なってしまいました 😢




お名前を失念しましたが

ガイドについてくれた

マヤ人おじさんのお父様が


元々は

60年前にゴムの木を探していて

この土地を見つけて惚れ込み


土地を購入して

自然保護区として

守って来たという由来だそうで


現在は

彼ら子供達世代と

近隣のマヤの皆さんで

運営しているのだとか。



この保護区に住む

58匹のSpider Monkey達

全ての名前をご存知だという


森や動物が大好きそうな

ガイドのおじさんと

サル達を探して歩くうちに


前を行く学生グループに

追いついて


そちらに付いたガイドさんは

彼のお兄さん

売店の店番は、奥様だそうです。



ご家族の間の会話は

スペイン語ではなく

マヤ語

(おそらくユカテコ語)


森を歩きながら

いろいろなマヤ語を

教えて頂いたのですが


当たり前だけど

スペイン語とは

似ても似つかぬ言語なので


マヤ語、スペイン語

英語の3ヶ国語が話せるなんて

すごいですね!と言うと


今は2時間離れた

大学に行っている息子は

フランス語とイタリア語

5つの言語が話せますよと。



確かに改めて

HPを見てみると


予約不要でふらっと行って

西英仏伊4か国語での

ガイドツアーが受けられると

書いてあるのですが


実際に行ってみると

えっ、ここ⁉︎という


土の駐車場に

ちょっとした小屋が

立っている程度で


トイレはもちろん

ポットン式だし


受付もガイドさん達も

よれっとしたTシャツに短パン

裸足にビーサンだし


そんな多言語対応には

見えないギャップの凄さよ 🤣



お兄さんの方は

もう見た目からして

ザ・マヤ人という容貌なので


全く悪気なく、むしろ賞賛として

遺跡から出土する像って

想像以上にそっくりなのね〜と


民俗学好きな娘と感心して

密かに、盛り上がる 🥹



皆さん、お住まいは

このすぐ近くだと聞き


携帯も通じない村で

どうやって息子に

5か国語もマスターさせたのか?


正直、おサルよりも

おじさんの子育て法に

興味があったりして 🤣



自然や動物が好きで

よくうちの裏の林も

歩き回っている息子が


おじさんの説明に

いろいろ質問もしながら


サルの話以外にも

例えば、この

地面についている道は

明け方までに

蟻🐜が移動した跡だと聞き

ビックリしたりしながら


森を熟知する

おじさんに倣って


時々、止まったり

耳を澄ませたり


おじさんがやる

サルの鳴き真似を

息子まで

真似したりしながら


森の中を歩くこと、しばし



ホラ、あそこにいるよ!と

言われて見上げると



ほんとだー‼️😮



今年生まれた

かわいい赤ちゃんサルも

こちらを覗いています


子猿が生まれるのは

3年に一度、1匹ずつ


最初はとても小さくて

お母さんがお腹に抱いて育て


少し大きくなると


尻尾同士を巻きつけて

落ちないように

背中に乗せて運ぶのだとか。



クモザルは

ジャングルの高い木から

落ちないように


いつも尻尾を

木に巻きつけて寝るのだよ

と、ガイドのおじさん



寝ているおサルを見てみると




確かに、みんな

巻いてる、巻いてる 😁



あら、起こしちゃった?🤫



サル🐒を見るのは

もっと難しいのかと

思っていましたが


このツアー

歩くのさえ厭わなければ

ガイドさんがサルのいる場所まで

必ず連れて行ってくれますので


🐒好きさんには

かなりオススメ



ジャガー🐆は

ラグーンの対岸にはいるけれど

こちら側はいないそうで


もっと小さな

オセロットならいるよと

撮った写真を見せてくれました。



地面にたくさん

キクラゲのようなキノコが

落ちているのは


中に入る虫が好物なので

サルがわざと地面に落とすと聞き


拾っては割ってみて

入っている虫🐛を

確認したりする息子に


マヤのおじさんが

ここにある黒い木に触れると

酷く被れてしまう


それを治すには

この剥けているような

赤い木の皮を貼り付けるんだ


俺らの間じゃ

別名 Tourist Tree


まるで日焼けした

旅行客みたいだろう?

ガハハ



森を抜けて

最後に辿り着いたのは


こんな綺麗なラグーン


泳ぎたいなら

泳いでいいよーと

言われたのですが


1時間のツアーのはずが

森の中は高い木に囲まれて

意外に涼しかったので


たくさん歩いて

とっくに1時間は過ぎており

ちょっと申し訳ないので

遠慮することに。



遠くに見えるカヌーにも

フルパック料金を払えば

乗ることができたのですが


カンカン照りで暑そうなので

正直、お猿ツアーだけで

結果オーライだったかも。