「自分史」というのを聞いたことが
あるかもしれません。

 


ビジネスの世界や自己啓発で
よく使われるワークですが、
自分のこれまでの人生を振り返り

  • 何が起こったか
  • いつ起こったか
  • 誰が関係していたか
  • 何が好きだったか
  • 何に腹を立てたか
  • 何ができたか
  • 何をやり遂げたか
  • どんな評価を受けたか
  • 何を感じたか


などを細かく書き出します。

この振り返り作業を通して、
自分の「強み」や「傾向」を
あぶり出していくのです。

併せてパーソナリティー診断などを
やってみると、
さらにそれが見えてきたりします。

なんでそんなことをするかというと、
根本に

自分の強みを活かせば成功しやすい

という考え方があるからです。

言われてみれば、
確かにそうではないでしょうか。

昔から料理が上手く、
よく美味しいと褒められる人と、
自分なりに努力しているつもりだけど
一度も褒められたことが無い人。

同時にレストランを開業したら
どちらが成功するか。

レストランという
美味しい物を求められる場では
美味しい物を作れるというのは
強みですよね。

料理がもともと上手い人のほうが
いかにも成功しそうですよね。

しかし。

「強みを活かせば、成功する」

それは本当なのでしょうか。

実際には、自分史を作り
自分の「強み」を自覚していても
さっぱり成功していない人は
かなりの数に上ります。


どうしてだと思いますか?

わたしなりに思うのは、それは

  • 「強み」の解釈が間違っている
  • 活かし方が間違っている


からだと思うのです。

順に説明していきます。
 

1.「強み」の解釈が間違っている

自分史を作るのは、
ほかでもない自分です。

歴史というのは何でもそうですが
様々に解釈されます。

例えば戦争ですが、
第二次世界大戦中の日本では
天皇陛下のために戦うことは
正義であり、名誉でした。

それが、戦争が終わると
その「正義、名誉」であったはずの
戦争を起こした人たちは
「戦犯」として罪人にさえなりました。

このように、同じ出来事
同じ行為であったとしても

「どう解釈するか」

によって
意味が全く違ってくるのです。

「強み発見」をしても
上手く行っていない人というのは
その解釈の仕方に問題があります。

ですので、解決策は
自分に読み取れないものを読み取れる
読解力の高い人に見てもらう
ということではないかと思います。

 

2.「強み」の活かし方が間違っている

次に、仮に「強み」は
うまくあぶり出せたとしましょう。
しかし、その強みを活かす際に
方向性を間違っている人がいます。

これを間違うと、結局
「燃え尽き症候群」になったり
ある日プツンと切れたりして
長続きしないと思います。

その方向性って何なの?
という話なんですが、これは

「そもそも自分がしたいことか」

というのがポイント。

自分がしたいこと、情熱は
「エネルギー源」です。

エネルギーの源(みなもと)が
健全で活発かどうか
というのは
致命的に大切です。

エネルギー枯渇したら
終わってしまいますからね。

強みを上手に活かしている人というのは
自分の得意なことが
自分のやりたいこと、夢、目標に
きちんとつながっています。

一方、活かし方を間違っている人は
そこがバラバラです。

「こうすると人にウケる」
「こうすると褒められる」
「こうすると売れる」


という意識の元で
自分の「強み」を使っている自覚があり、
そのことにどこか違和感を感じていたら
あなたは「バラバラ」です。

じゃあ、そういう場合は
その「強み」は使えないのか?
というと、そんなことはありません。

実は「強み」そのものや
使う場所は、
全く変えなくていいことがほとんど。

でも、あることを変えると
バラバラだったものが統合され
方向性がきちんと固まり
エネルギーが上がるのです。

その「あること」というのは
「意味づけ」です。

あなたの強みと
あなたの情熱が

「どうやってつながっているのか」

という関連性を認識することです。

この認識が欠落しているのが
「バラバラ」の状態なのです。

知らないだけ、なのです。


その認識を改め、高めていくのが
視点の転換(パラダイムシフト)であり、
そのためのプチ冒険だったり
メンターに付くことだったりします。

そういえば以前
商売人と雇われ人の視点の違い、
根本的「姿勢」の違いの話もしています。

過去記事:「ビジネス経営の基本的姿勢」

 

 

 


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