昔のことを考えていて
思い出したことがあります

感覚過敏がある息子
起きている間は
爪を切ることができませんでした

じっとしてくれないと言うのもありますが
手のひらや足の裏を触られるのが
耐えられなかったのかな

特に足は
触った瞬間に引っ込めてしまうほどでした

癇癪で泣きわめくと
頭や顔をかきむしっていたため、
伸ばしっぱなしにもできなくて
本当に大変でした


手のひらは
一緒に手遊びを良くしていたので
そのうち慣れたようでした

歩くようになって
外を散歩し始めてからは
“手をつながないと行かない“
“離したらつなぐまで動かない“
“ずっとそのままなら抱えて帰る”
ということを徹底してやりました

だからなのか、
今は手をつなぐことは大好きです

汚れることは今でも嫌がりますが
自分で拭いたり
「拭いて」と伝えられるようになり
少し治まってきたかな、
と思って、、、いたのですが!

コロナの影響で
頻繁に手洗いをするようになり
回数の多さからなのか?
感覚が蘇ってしまったのか?
石鹸の泡をつけたとたん
「流して流してー!!!」
と言うようになってしまいました。。。

汚れる汚れないではなく
手につくものは全てダメなんだな、
息子にとっては汚れと同じなんだな、と
改めて理解しました


足に関しては
昔から徹底して嫌がります

足の裏に何かがつくことが嫌い
靴を履いて過ごすところで
裸足になれない
(靴下を履いていれば平気なときもある)

例えば、プールに行くまでの道のり
更衣場所からプールまでの
コンクリートの道は歩けない
というか、立つことも嫌がります

でも、プールの中には入るんです
めっちゃ遊ぶんです
お水やおもちゃに興味が行くからかな?
何か面白いですおねがい


爪切りの話に戻ります(笑)

起きているときはできなかったので
息子が寝ているときに切っていました

これが、そもそもなかなか寝なくて
寝ても30分~2時間で起きるし
電気を消して部屋を暗くしているので
めっちゃ大変でした!

寝ていても過敏なのか
切っていると起きてしまうこともあり
一度に手足全部の指を
切ることができるのはまれで
いつも何回かに分けて切っていました

部屋も暗いので
携帯のライトをつけて
指が見えるようにしていました

でも、携帯を固定できないので
息子の寝返りで倒れたり
指が変わると見えにくくなったりで
なかなか難しかったです

ライトの光で
息子が起きないようにするのも
気を遣いました

私も寝不足なのに
爪切りのために寝られないのも
結構しんどかったです


それが今は
座って爪切りができるようになりました!

足の爪はたまに
痛いと言って嫌がったりしますが
(たぶん触られるのが嫌という意味)

爪切り一つ簡単にはいかない
それが息子なんですよね

みんなが何気なくクリアしていることも
息子にとっては高いハードル

でも、ゆっくりゆっくり
少しずつ息子なりに頑張って
克服できていることに
尊敬と感謝の気持ちです

これからもゆっくりで良いから
自分のペースで進んでいこうね


と、思ったそばから
やっぱり焦っちゃうダメ母でしたてへぺろ