世の中は連休ですが、私には連休なんてないから!そんなものはありませんから!!
毎日が日曜日の気楽な年金生活者とも言えるし、介護に追われて週末もなく毎日が平日で疲れ切っているとも言える。楽しいことも嫌なことも、暦に関係なく降ってかかってきます。
そんな中で何が楽しいかと言えば、今まで知らなかったことを知ること。
ミケランジェロは誰でも知っているのですが、イタリアでは4月27日のWorld Design DayのことをGiornata Mondiale del Disegnoといい、ミケランジェロを思い浮かべるようなのです。FirenzeにはPiazzale Michelangelo(ミケランジェロ広場)があって、観光スポットになっているといいます。
そんなことを全く知らなかった私は、Giornata Mondiale del Disegnoとは一体何?っていう感じでちょっと調べたりしていました。disegnoを辞書で引くとデザインとかデッサンとかいう訳語が出てきます。でもこの日は単にデッサンの技巧に着目するだけではなく、ヴィジョンとか思考様式などを祝う日なのだそうです。
disegnoといえばミケランジェロ、しかも彼の秀でた能力とは、実際に目に見えるものではないもの、手に触れることもできないもの、そういうものを具体化する能力であるわけで、なんとも素晴らしいではないですか!つまり造形能力ということでしょう?自分の頭の中にヴィジョンがあって、それを彫刻を通じて一つの素晴らしいかたちにまで作り上げるわけです。
有名な作品にPietaというのがあります。聖母マリアが十字架から下ろされたキリストを抱いている像です。これは実際にその場面を見て作り上げたわけではもちろんなく、ミケランジェロの想像力による創造です。大理石の塊をあのような像に作り上げる造形の力に圧倒されてしまいます。
ミケランジェロをもっと知りたくて、ジョルジョ・ヴァザーリ『ミケランジェロ・ブオナローティの生涯』という本を借りてきて読み始めたところです。私の連休中の喜びの一つです。

