今回の結果については、絶望というか怒りというか、非常に大きなフラストレーションを感じています。

 

こんな時代遅れの人を総裁に選ぶなんて、自民党もいよいよ終わりが近づいてきたとしか思えません。高市さんではなぜだめなのか?一体、自民党国会議員や党員・党友は何を考えているのか?

 

一部には、派閥が無くなったことで、議員たちは真剣に誰を選ぶかを考えたのだという声もありますが、それでこの結果ですかね。

 

石破氏の経済政策はデフレに逆戻りだという見方もあります。彼の地方重視の考え方は古い考え方であり、国際環境を含めた現状とはかけ離れています。安全保障の専門家だという意見は全くもって根拠がありません。防衛大臣をやったことがあるということは理由になりませんし、何よりも、この人、戦車などのプラモデルが大好きという軍事オタクです。安全保障政策には国際政治に関する深い知見が不可欠です。軍事オタクには安全保障はとうてい理解できません。

 

個人的な経験ですが、私が小泉内閣の時の安全保障に関する有識者懇談会のメンバーを務めたとき(生涯で政府に関わったのはこの一回のみ)、懇談会メンバーと当時の防衛大臣との昼食会がありました。この人、テーブルを挟んで私の目の前に座っていたのですが、平気でタバコをふかして、その煙が私にダイレクトに当たるということがありました。このことだけで、私は時代遅れのこの人物が大嫌いになりました。

 

まあ、それはともかくとしても、今回の総裁選には私は到底納得がいかず、これだったらまだ立民の野田代表の方がマシであると感じています。

 

次の選挙でどの党を選ぶかはまだ決めていませんが、自民党ではないと思います。

 

追伸:あまりにも日本政治に嫌気がさしたので、大リーグで大谷さんのドジャースが地区優勝を決めたニュースで気分転換しました。あとは、広島の綺麗な海。