今日は読書のお話でも。
今から5年前の2017年7月に、青山透子著「日航123便墜落の新事実ー目撃証言から真相に迫る」が単行本として刊行され、10万部のベストセラーとなりました。
(※すでに読まれた方もいらっしゃると思うので、読まれた方は今日の記事はスルーして下さい。)
(河出文庫・日航123便墜落の新事実)
それが2020年6月に文庫版となったことから、私も読んでみようと思い、先日、購入したところです。
ちょうど37年前(昭和60年・1985年)の8月12日。
18時羽田発大阪伊丹行の日本航空123便(B747ジャンボジェット)が、何らかの事態によって、群馬県多野郡上野村の御巣鷹の尾根に墜落しました。
乗客乗員524名のうち、4名が救出され520名の方が亡くなるという、航空史上最悪の事故が発生。
公式の事故原因は、ボーイング社による圧力隔壁の修理ミスとされていますが、著者の方は事実や目撃証言を丁寧に検証し、公式の事故原因について疑問を呈しています。
当時の私はまだ学生。
夏休みなのでコンビニの「サンチェーン」でバイトしていましたが、お客さんから「坂本九ちゃん、事故で死んじゃたよ!」と教えてもらい、この時に初めて日航機墜落事故を知りました。
私はこの本を読み進める中で、涙を流すと同時に、ある種の怒りの気持ち、そして真相解明を求める気持ちが沸々とわき上がりました。
こちらの著書は「ノンフィクション」であるため、事故に係る疑問点に対し、事実に基づいて書かれています。
本書は決して憶測で書かれてはいませんが、文庫解説の中で、森永卓郎氏(テレビでも有名な経済アナリスト)は、以下のように記していました⬇️
もし、相模湾の水深160mの海に沈む、吹き飛んだ日航123便の垂直尾翼が引き揚げられれば、事故の真相が分かるかも知れません。
これはあくまでも、私個人の見解ですが、政府やマスコミ、会社・官公庁などの組織は自分たちを守るために平気で「嘘」をつきます。
しかし今や、インターネットやSNSの発達により、いわゆる隠蔽工作を行っても、自分で調べればその真偽が分かる世の中になりました。
これから、様々な事実が明るみに出る時代がやって来るでしょう。
せめて、自分はこれから、嘘偽りの無い人生を送りたいと思います(^ω^)
今日は堅い話になってしまい、失礼いたしました。
ちなみに、事故当時の日航機のボーディング曲(機内に搭乗する際に流れる曲)は、リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」だったそうです。
ちょっと堅い話の後は、愛犬ベルの写真でも🐕🦺
昨日は家人が実家に泊まりに出かけたので、私は愛犬ベルと留守番でした😃
愛犬ベルの後頭部、私は眺めるのが大好きです
ではまた。