Artist:Steve Hackett

Title:Steve Hackett Live Fire And Ice

Year:2011

Format:1 DVD


スティーヴ・ハケットを最初に観たのが96年のハケット&フレンズ来日公演で、その後2010年、2013年、2016年と立て続けに観ました。

しかし前回の来日は、良い席を取りたくてわざわざ出張先の四国の郵便局からチッタに現金書留を送ってチケットを確保したのに、2度も延期になった末にキャンセル&返金になってしまって、すっかりテンションが下がり行きませんでした。まあ出し物(ジェネシス再演)にちょっと飽きたのもありましたが。


さて、先日このDVDが棚からひょっこり出てきました。

買ったのも忘れていましたから碌に観ていない、ということですね。ペナペナのチープなデジパックです。

2010年11月のロンドン・シェパード・ブッシュ・エンパイア公演が収録されています。

ハケットのDVDの中でもマイナーな1枚でしょう。

なぜ買ったのかわかりませんが、当時はハケットの新作を熱心に聴いていたからかな。

この時はいわゆるGenesis Revisitedのツアーではありませんが、もちろんジェネシス・クラシックも演奏しています。


当時のメンバーは、ハケットの他に

歌えるドラマー、ゲイリー・オトゥール

ニック・ベックス(b)

ロブ・タウンセンド(sax)

アマンダ・レーマン(g)

ロジャー・キング(key)

の6人。


どんなかなぁ〜、とちょっと流しながら観てみました。

今となってはそんなに見どころがあるわけではないのですが、公演の途中「All Along Watchtower」でジョン・ウェットンがラフなシャツ姿でひょっこり現れて、アコギを手に歌っています。まるで「ギターを抱えた渡り鳥」です。懐かしいけど少し悲しい。


で、アンコールの2曲目(最後の曲)に「Clocks」を演っているのですが、よくよく見たら紹介もされずに小柄なスティーヴン・ウィルソンがステージに現れてギターを弾いていました。今や「時の人」のウィルソンですが、当時の雑な扱いに苦笑しました。