■レアセットのライブ盤
Artist : The Flower Kings
Title : Tour Kaputt
Year : 2011
Format : 2CD(DVDもあり)
2007年11月15日のオランダ・ズーテルメール公演を収録。
公演のフルセットのようです。
この年の秋に『Sum Of No Evil』をリリースした後のツアー(The Tour Of No Evil)を収録していますが、復帰したソルタン・チョースがツアーを待たずに脱退してしまったので、ドラムはパット・マステロットが叩いています。
(英国入国時にビザで入国にトラブったパットが、旧知のビル・ブルフォードにトラを頼んだ話は多分以前書いたような気がします)
本作はCDとDVDでリリースされましたが、インサイドアウトの賛同が得られなかったようで、レインゴールドのマイナーなレーベルから出ました。
以下の本作のみで聴けるライブのレアセットが収録されています。
D1-M1. Love Is Only Answer
D1-M4. Trading My Soul
D2-M1. Life In Motion
D2-M3. Babylon
D2-M7. The Sum Of No Reason
(アルバム『Sum Of No Evil』全6曲のうちボディンが書いた1曲を除く5曲を演奏)
また、D1-M3. Retropolisのライブは、意外にも過去『Progfest’97』に収録されたものだけですし、D1-M5. Hudson River Sirens Call(『Flower Power』収録曲)は、ほかには『Carpe Diem』(2008)だけの収録なので、全般的にレアセットのライブ盤になりました。
このアルバムの後は、もう10年以上ライブアルバムをリリースしていないので、そろそろ出して欲しいものです。
最近気がついたのですが、ソルタンは2009年の10月にヤン・ラングレン・トリオ(スウェーデンのジャズピアノトリオ)で来日を果たしていたようですね。
https://www.cdjournal.com/main/news/jan-lungren/25760
知りませんでした。まあ気がついていても観に行ったかどうかは別ですが。
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