『みんなの日本語』の根本的な問題点!
「日本語の美しい文法」を破壊した!
この結果、「中級上級日本語」に発展が、不可能になった。
「中級 I」が大部後になって、発行されるが、それは、
実際は「初級 IとII」が、漏らした項目を追加した教本であり、
これを含めた全体が「初級」の日本語であって、
これ以上、「この方式」では、発展は不可能である!
それは、「日本語の文」を、「単語」の連なりと考えない「方式」である。
江戸時代の本居宣長たちの「日本語の研究」の成果を、否定するものである。
「日本語を理解していない、米国人・言語学者」が、
米国の陸軍の要請によって、太平洋戦争中に、急遽、短期間で開発した方式である。
だから、
「話し言葉」の教本から開発され、後から「書き言葉」の教本が開発された。
この結果、「特定の例文を、ひな型」にして、
「丸ごと覚え、単語を入れ替える方式」にした。
これは、
「陸軍の、教育レベルの低い、兵士」でも、
「短期間」で、
日本人の捕虜や、占領期間に、自分の意思・命令を伝える「場面」では、
「一番効率の良い教育方式」である。
しかし、
「日本語を習得することが目的」に成る場合は、害と成る方式である。
実際に、
この方式では、中級上級日本語には、発展できない。
「日本語を習得する」には、英語と同様なのだが、
「文」を、「単語」レベルに分解して、
一つ一つの「単語」の意味と、それの結びつきの「構造」と、
この二つを理解しなければならない。
つまり、
「学校文法=橋本進吉文法」が、必要になるのである。
物理学でも、記述のレベルには、次の「階層」がある。
「素粒子」レベル
「原子」レベル・・・「学校文法=橋本進吉文法」
「分子」レベル
・・・「米国、陸軍の兵士向き、日本語会話」『みんなの日本語』
「高分子」レベル
だから、
日本語の生徒の「学習目標・目的」を、確認する必要がある。
レストランで、グルメの食事をする。
デパートで、ショッピングする。
だったら、
『みんなの日本語』が、いい。