筑波山レポート③「名もなき岩場」 | 蓮伽 - renka -(加持祈祷師 清照)

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「自分自身」と「自分を取り巻く他者」そして「自然界万物」との友好的なコミュニケーションのために

蓮伽です。



白蛇弁天様へのご挨拶が終り、来た道引き返すこと約20分、


登山コースが二股に分かれる標識まで戻り、


今度は右側の道に・・・(白蛇弁天様は左側へ進みました)


右側の道は、地元の方が「さかむかい場」と呼ぶ「場」に向かう道。


「お酒をお供えして、神様を迎える場所」という意味だそうです。


毘沙門天様からは、「岩場がある」としか伺っていません。



また、ひたすら同じくらいの時間をドンドコ歩き、ふと出くわした大きな岩。


狭い道のド真ん中に鎮座しています。


例の「場」ではないけど、「ここっぽいひらめき電球


すぐ、光穂先生を通してお伺いをたて、「ここや・・・」


この岩は昔、白蛇弁天様と並んで鎮座する、言わば夫婦岩だったそうです。


それが、外的要因(雷や土砂崩れなどの自然現象)により、


ゴロゴロゴロゴロと転がり、今の場所へ留まる事になったそうです。


長い間、パートナーと離れ離れになった男神様は、


お寂しい想いをなさっていたそうです。


白蛇弁天様が「傍の石を持って行って」と言われたのは、


ラブレターですねラブラブ


岩に宿る男神様は、いたく感激なさっていたとの事です。




写真に納めさせて頂ければよかったのですが、


ご挨拶と雨と蚊で、余裕ありませんでしたショック!



ここでも同じくお供物と般若心経にてご挨拶、


お山の守りを固める事をお約束下さいました。


お山での役目が終り、これからいよいよ最後の筑波山神社へ向かいます。



つづく・・・



合掌


蓮