韓国消費者庁は、11月11から始まるブラックフライデーなどの大規模な海外割引セールイベントに対して消費者に対する警戒アラートを発しました。これは有名なブランドを模倣したり、大規模な割引で消費者を惑わす詐欺的なオンライン販売が増加することに備えた措置です。
そして海外直接購入の規模が拡大するにつれて国際取引に関連する消費者相談の数も増加し、2020年11月から12月には2,584件、2021年の同じ期間には3,569件、2022年には2,069件の海外のオンライン商品購入に関連する消費者の苦情があったようです。
商品カテゴリ別では、衣類と靴が最も多く52.8%(1,092件)を占めています。情報技術(IT)および家電製品は8.7%(180件)、個人用品(財布、バッグ、サングラスなど)は7.6%(158件)、家庭用品も7.6%(158件)でした。苦情のタイプとして、「非配送または遅延配送」が最も多い25.6%(529件)で、「キャンセル、払い戻しの遅延や拒否」が23.5%(487件)、「製品の欠陥、品質、アフターサービス」が21.3%(441件)でした。
それで今回は注意が必要なサイトの判別方法をいくつかご紹介しますので十分に注意をしてお買い物をしましょう。
①割引率があまりにも高く、1+1などの広告を出しているサイト
②特定のブランドの公式ウェブサイトのデザインやURLを模倣しているようなサイト
③お問合せできる連絡先が制限されているサイト
④キャンセル、返品、返品先、返品の配送料などを正確に明示していないサイト
⑤ドメインにworld. vipなどが含まれているサイト