Ｊ２リーグ第２１節
清水エスパルス １−３ ブラウブリッツ秋田
１４勝１分６敗
（引用元：清水エスパルス公式Facebook）
シーズンを首位で折り返したものの、後半戦初戦のアウェイで黒星を喫して、なんとしても白星をあげなくてはいけない一戦
スタメンにドウグラス・タンキを起用し、北川航也との２トップを採用して攻撃に立て直しを図る狙いか…
そしてメンバーに住吉の名前はなく吉田豊がスタメンに入って、４バックに戻し原輝綺がセンターバックということか
乾をベンチに置き、後半に勝負をかけるように見えるが果たして…
（引用元：清水エスパルス公式Ｘ）
またもや…
試合開始から秋田にボールを握られてパスをつながれ、跳ね返す受け身の展開で始まり、耐えて押し返すと思ったが…
ゴールキーパーからの長いボールを弾くと小気味よいワンツーに食らいつき、ウラが空く…
フリーでえぐられて、ライン際で溜めを作られてマイナスに折り返したボールを走り込んで押し込まして先制を許す
ボールを追いかけてプレッシャに行くも、完全に後手後手の展開…
その後、ボールを持っても相手のプレッシャーに慌てるプレーが目立ち、さらに縦に素早く展開するも上手くいかない
さらに失点は続く…
右サイドからの攻めを遅らせるとサイドチェンジ気味のクロスに高さで折り返されるもＧＫ権田がこれを弾いたが…ボールがこぽれたその先で秋田の選手が押し込んで２失点目となり、またもアウェイが苦手という流れに乗ってしまった
ファーサイドには相手選手が２枚いて、これに対応する味方は１枚のみで、その山原は高さで全く太刀打ちすることができていない
みんなボールの行方を追っかけていて、その先の展開への準備がてきておらずファーサイドがガラ空きとなった
課題は得点が取れないこと
後半に折り返しのタイミングで、原輝綺を右サイドに出し、中盤には乾を投入して局面の打開を図るが…
ディフェンスラインの裏、サイドチェンジ、コーナーキックと、こちらが狙っていることをそっくりそのままやられている感じ…
なんとか１点取れた
先に３失点もしたら、ほぼ試合をひっくり返すことは難しいが、流れの中から１点を奪うことができた個の力とはいえ、ここまでアウェイの３連敗が全て無得点だったことを思えば、少し改善したとポジティブに捉えたいところ
右サイドで松崎快がトリブルで潜入して、相手を引きつける中に折り返したボールを原が蹴りこんでいる
守りを固めた相手だとクロスをダイレクトで合わせる形では弾き返されるので、サイドで作って相手を引きつけることで中を開ける
そしてシュートを打たなくてはゴールは決まらないということ…
原点回帰か
首位からも陥落し、再びチャレンジャーになったわけだから、開き直って目の前の試合で勝っていくメンタリティでやり直すしかない
この悪い流れを相性が良いというだけでホームでリズムを取り戻すことができるのか…
後先を考えずにがむしゃらに動き回って、主導権をにぎり、失点よりも、いかにして手数をかけずに得点を上げることができるのかがカギになる
by えん。
