早朝、ゑびすやの裏山、
かんだち山に霧が出ていました。
8/18~8/22は、
七十二候では蒙霧升降(ふかききりまとう)の季節。
まさにかんだち山が深い霧にまとわれている様で、
とても神秘的な朝でした。
それを見てふと思いました。
かつての私には「自己否定」という霧が、心に絡みついていた事を。
自分を好きになれないその霧は、
モヤモヤと常に心のどこかにいて、いつも自分で自分を傷つけました。
何故そんな感情が生まれたのかわからないけれど、
それは10代の頃から大人になっても続き、
些細な事で深く沈み込んだり、ひどい時は過呼吸になる事もありました。
でも今は、その心の霧はありません。
どこに行ったのか、跡形もなく消えてしまいました。
何故そうなったのか・・・
自分なりに思い当たることは次の3つ。
① 店を自分で切り盛りする様になったこと。
② 笑いヨガに出逢い、友人とクラブを始めたこと。
③ 呼吸法に出会ったこと。
どうしたら美味しいラーメンが作れるのか、
毎日明けても暮れても考える様になり、
自分に矢を向けることが減った。
笑いのスイッチが入りやすくなり、
笑顔でいる事が多くなった。
気付いたら私の周りの世界も変わっていた。
良い方ばかりに囲まれて生きていると感じる。
以前に比べたら呼吸が深くなり、
気持ちが落ち着いた。
いろんなものを手放して、
シンプルに楽に生きられる様になってきた。
たまたまのめり込める仕事に出逢えたこと、
よく笑い、深い呼吸を意識することで、
心が楽になった事を実感しています。
心を変えよう変えようとしていた時は何も変わらなかったのに・・
七十二候の学びから、
全ては移り変わり巡っていく事を知りました。
心も同じ、移り変わり巡っていく。。
これから再び心に霧が出ることもあるでしょう。
そんな時こそ笑って、息を吐き切って、
今、この瞬間を生きていきたい。
霧が消えた後の、本来の私に戻る為に・・
ライ