日本企業の問題は人事部と人事制度だと思います。

 

急に株が下がって今後採用人事はどうなるか分かりませんが、従業員が100人もいない会社でいきなり新卒25人採用とかそういう話を聞いたりします。

戦力にならない25人を採用してどうするんでしょうね。よそがとってるからうちもみたいなバブルの頃のような土地の買い占めと似たような感じで採用しているようです。あんたらバブル時代に採用して失敗したのに何を学んでるの?と。それを決めているのがバブル時代に採用された人たちだから、感覚が全く分からないのでしょうか。

 

で、最近の英語教育はかなり進んでおり、日本人は相変わらず海外企業に引き抜かれています。日本人の悪い所は問題があると、それを人力で乗り越えようとしますが、外資系はやり方を変えることで乗り越えようとします。この結果が日本人の労働生産性の低さにつながっているのですが、どうもそのあたりは未だに人事部は理解できていませんね。

 

これはお医者さんの世界でも似たようなもので、大病院勤務だと医者の不養生状態が続いています。

 

知り合いのお医者さんも患者の前でも看護師の前でも平気で、この病院をやめたいと言い出しているんですよ。確かにこれだけ病院何拘束されていれば、医師としての新たな知識を入れることもままならないでしょうし、プライベートもまともな生活ができていないようです。病院の世界は医師の人事は全て現場を全く知らない医局だけで決まるところがあるようなので、まさに厚労省がこの辺りを改革していかないと。肝心の厚労省はどうなってるんでしょうね。