すでに何度も再放送され(一部はあまりにも醜悪なため、放送なし)Youtubeでも上がっていますが、これを芸術だという人がいます。
パリ五輪の開幕セレモニー。フランス革命の映像から、ギロチンにかかったマリーアントワネットが歌い、湧き上がる炎の中、ゴジラによるヘビメタ演奏。そして真っ赤に染まるパリの街並み。これはめっちゃ攻めてる。何かとコンプラでがんじがらめになっている現代に、こういう表現ができるのが羨ましい。 pic.twitter.com/MyQ625Bbi3
— Brandon K. Hill | CEO of btrax 🇺🇸x🇯🇵/2 (@BrandonKHill) July 26, 2024
あなたの知らないアメリカnews【速報】🚨 通信会社C Spireは、オリンピックの開会式でキリスト教を嘲笑したため、オリンピックからすべての広告を撤去したようです。
— あなたの知らないアメリカニュース🇺🇸公式 (@JackWorldNews) July 27, 2024
C Spire は米国で 6 番目に大きな無線通信プロバイダーです。… pic.twitter.com/ajLWbvr0xd
恵比寿屋さんの取引先の東ヨーロッパの一部では、元々フランスへの憧れが無茶苦茶強い国がありまして、フランスのものであればなんでも素晴らしいと思い込んているようです。外国信奉という点では、ある意味昭和の40-50年代の日本に似てるかもしれません。
そこの人がメールを寄越したのですが、「今回の開会式は素晴らしい。伝統的価値観をうち破った現代アートである。開会式を批判しているのロシアのプロパガンダだ。」と信じて疑わない人がいるんですよ。最大譲歩して、あれが芸術だとしましょう。あれを批判すること、つまり西欧の価値観を馬鹿にする、批判することであって、それは即ちロシアのプロパガンダと彼は言いたいようです。
ここでは芸術のセンスには一切触れないことにします。その上で、批判することがロシアのプロパガンダというのはどういう思考プロセスなのかと考えてみると、1910年代からのフランスへの憧れ、そして1945年から80年代までのロシアの不法占拠への恨みがごっちゃになっているのでしょう。ロシアへの脊髄反射なのでしょう。
ちなみにこの人はかなりエリート層に入る人物です。こういう人がオピニオンリーダーになることもあり得るんですよ。こういう国では、国民が簡単に操作されてしまうんでしょうね。