大智は智ではない。大勇は勇ではないと言われている。他人のことを誹謗中傷する多くの人は、本当に知恵のある人は言わないものである。君子は自尊心からではなく人を批判すると言われる。自分には全く悪い点がなく正しい状態で、それでも自分に非がない状態でなければ言うものではない。だが、自分の身にも色々あるのに、それを隠しておいて他人を嘲り誹謗する人はいるものだ。よくよく慎みなさい。

 

岡目八目とかいって、他人のことはいかようにも言うものだが、自分のことについては気づかないものである。又気づかなかったとしても、その中には心がねじ曲がっていることはあるもので、よそから見るようには上手くいかないこともある。一概には見たまんまでは済まないこともあるものだ。聞いただけでは上手くいかないこともあるのだ。だから軽々しく他人を批判するものではない。

その批判したことがその通りであればよいのだが、外した時は却って嫌われる。恥ずべきことの筆頭である。仮に当たっていたとしても言わない方がよい。言ってはならない事か言っていいか工夫して言うほうがよい。言うべきか言わざるべきか工夫するくらいならば、言わないほうがよいと思った方がよい。何となく言った方が良いかどうか思う事は、その多くが言わない方がマシだ。とにかく、他人のことをとやかく言うものではないと思う。

 

何も言わず口をつぐんでいるのも他人は嫌がることではあるが、昔のことか、縁遠い人の話をして面白おかしく話せば、人はつきやすくなり商売も繁盛するものだ。

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倫理を説く人に倫理観がないってことはよくある話で、世界平和やら正義を謳う人ほど下ネタをつつかれるものです。あれは実にみっともないというか、それを指摘されると勝手に時効であると言い出して。そもそも糾弾するという行為自体が日本には馴染みませんね。

 

そもそも日本人はこの倫理観が強すぎて、他人の迷惑行為についてたしなめることをしません。怒りをため込んで、その結果大爆発を起こすことにつながります。普通に話をしていけばいいんですけどね。

 

ただ、本当に理解できない人っているんですよ。こればかりはどうしたものか。共同の駐車場を使っているのですが、こちらが所定の位置に駐車しようとしているのに、突然50センチほどの塀を乗り越えて目の前に立ちはだかるのがいるんですよ。車庫入れしているのが見えるでしょ!危険なので乗り越えられないように柵を設置すると、今度はそれをはがしに来る。

 

さすがに管理人に怒られたようですが、今度は転回中に車にギリギリなところに悠然と歩いてくる。これ天然でやってるんですよね。ちなみにこの人は倫理観を最も重視すべき職業の人です。こういう人はどうしたもんでしょう。一度轢いていいですか?!