国際不安を煽る気はありませんが、情報は常に疑ってみる必要があるという典型的な例です。
中国はイタリアに医療従事者を送り込んで、病院支援をしているというニュースが流れています。
ロシアも支援をイタリアにしています。
ですがこのニュースをそのまま美談として鵜呑みにするのは非常に危険です。例えば、ロシアのサイトスプートニクのイタリア語版では、「フランスはイタリアとスペインを対象とした100万枚の医療用マスクを押収しました。」と書いています。(googole Chromeならば、右クリックして翻訳してみてください。)
もうこれ自体がプロパガンダの可能性があります。
緊急事態宣言のイタリアから速報! コロナウイルス対策のために ロシア軍の生物兵器・化学兵器専門部隊が北イタリアに上陸!!なぜ!? イタリアは実験場に!?
軍医ではなく、生物化学兵器部隊が入り込んでいるそうです。なぜこのようにしているのか?
ロシアにとっては、NATOは相変わらず邪魔な存在です。NATOの経済的基盤と言えば、EUです。EUを潰すことが、NATOを潰すのにもっとも効果的であると考えれば、支援のふりして入り込むのが最も簡単です。
特に、こういった準国営の報道機関のサイトの場合各国版を探して読み比べてみると、EU圏内で微妙に敵意を煽っているように見えます。既に旧共産圏の東ヨーロッパはそれに毒された人たちが出てきており、支援が遅れたあるいはされなかったことを過剰に反応するようになりつつあるそうです。1989年の脱共産主義の革命を経験した人はもはや40代、平均寿命が70歳程度の国が多い訳で、若年層はEU統合の時に西側に逃げてしまい、旧共産圏の怖さを身をもって体験している人はほとんど残っていないそうです。あくまでも勝手な想像ですが、中ロが手を組んでいると仮定した場合・・・
情報源は必ず複数持つべきなのです。
参考サイト
右クリックすれば日本語に機械翻訳されます。
第三次世界大戦は始まっているのかもしれません。