これはもっと表沙汰にすべきですね。
NHKのクローズアップ現代で郵便局のかんぽ生命の不正営業に関する情報を募集したところ、日本郵政が噛みつき(ここまでは良かった)、総務省に圧力をかけたようです。
総務省は電波監理も業務ですからNHKの監督官庁、日本郵政も総務省が監督しますので、総務省がしゃしゃり出てしまったようです。
個人的にはNHKの報道姿勢は嫌いなのですが、報道の自由の確保の観点から見るとどう見ても、日本郵政側に非があります。もちろん、日本郵政ごときが抗議したからと言ってすぐに情報提供を引っ込めたNHKもだらしなさすぎます。
なんでこんなに簡単に引っ込めたのだろうと疑問に思ていたのですが、まさかの事務次官が絡んでいたとは。
どうもこの事務次官と郵政の上級副社長とは先輩後輩の関係とかで、情報漏洩があったという報道です。NHKの報道を見ると、うれしさがにじみ出てきていますね。
末端の人間がやらかして、事務次官が責任を取らされたのかと当初思っていたのですが、トップがこれをやったとは。3か月の停職に対して辞表を出して退職したそうです。これって本来なら懲戒免職処分相当じゃないですか?
公務員としてのプロ意識の欠如、これでは下は言うこと聞かなくなりますよ。