下戸の建てた蔵はない

 

呑み助の言い訳で、酒なんかに使う金が持った以内と戒める人に反論する言葉だそうです。

 

これが何で心学かというと、疑問ですよね。心学では、酒の飲み過ぎはよくないと戒めています。

 

要するに酒を飲もうが飲むまいが普段からの金遣い、細々とした金を大切にしない人は金が溜まらない事を言っています。

 

煙草1箱500円弱、毎日ひと箱で1年間に20万弱。大きいですね。お酒も、週に1回どこかの安酒飲んで5000円としてもやはり年間で30万弱です。2つ併せれば安い車なら新車が買えますね。

 

とはいっても、そんなに上手く行くもんじゃありません。

 

私はトンデモない田舎に飛ばされて、見事なまでに話が合わない人達と仕事をする羽目になりストレス貯めまくり。酒は増えませんでしたが、煙草は増えましたね。

 

唯一話が合う同僚と煙草を吸いはじめると、蝿が落ちてくるくらいヘビーでした。職場では今は法律でそんなことできませんが。

 

その土地で話が合う人がいないため、飲み会にも誘われず、職場の飲み会にも行かず、当時はいつでも辞めてやる気満々だったので、全てを遮断していました。

 

では金が貯まったか?というと、ストレスはかなり低くなりましたが、金はそんなに貯まらなかったですね。というのは、その分まめに都内にi行って私費をつぎ込んでもいたからでした。

 

酒や煙草をやめたところで別のところでストレスが管理できなければ、無駄遣いしてしまうのですよ。

 

なお、私は基本的には酒をほとんど飲まないのですが、酒を飲む人は見事に二つに分類できますね。自分が飲みたいから飲む人と、みんなと盛り上がりたいから酒を使う人です。

 

前者は絶対に金が溜まらないでしょうね。