宿題がでたんですよ。

新しいもの、とんがったもの!
すっげえええーーー!!!ってなるものアップ

もうね、どうしようもなく魅力的なんですラブラブ
にゃーねこまっしぐらDASH!ってイキオイですよ音譜


でもね、そういうのって
なかなか流行らなかったり
ほんの数ヶ月ですたれちゃったり
するんですよね・・・ダウン


きょうはその問題を考えるという宿題で。
キャズムという本をよみました。

さっきの宿題を
マーケッター、コンサルタント、起業家、経営者。
そんな皆様に聞いてみると、みんな答えがちがうんです。

しかも、ちゃんと成功して伸びてる人に限ってみても
・・・いや、よりはっきりと。みんな言ってることが違う。


ずっとずっと不思議だったのですが
この本の「キャズム」の説明でスッキリしました。


「誰に」


ここが全然違うから、答えが違っているんです。


この本のオビにキャズムの図があります。
(ちょうど紀伊国屋書店さんにオビ付の画像があったのではりますね)
$ITとビジネスを考えるブログ


まずはハイテクオタク音譜

新しいものは一番にほしいっニコニコ
みんなが持ったら、もう興味はないの・・・

新しいサービスを真っ先に使ってくれる
実験台によろこんでなってくれる、しかも工夫して返してくれる。


「オンリーワンを目指すんだ!」


2番目がビジョナリー

周りの評価は気にせずに、イイモノがほしい。
だからハイテクオタクの友達も多い。
モノ・マガジンとかCanCanが好きかも。

手に入れたのが、Kakaku.comでまだ評価がついてないとウレシイタイプ。

常に新しいものを探しているので
2回買ってもらうのは難しいタイプ。
だけど、面白かったら「すっごくよかったよアップ」ってじゃんじゃん宣伝してくれるんです。

「驚きと感動を大切にしています」


3番目がアーリーマジョリティ。「価格と品質重視」

じっくり品定めして確かに効果がある、と納得して買いたいタイプ。
「確かな効果」「品質を重視しました」
そんなセリフに弱いかも。@Cosmeで高評価のものを買うタイプ。

「どうやって認知を広げるかだよね」


4番目がレイトマジョリティ。「みんなが使っているから」

最近になって携帯買ったおかあさん。
新機能よりシンプルでわかりやすい機種を選びます。

「もっと分かりやすく、誰にでもつかいやすくするといいよ」


最後がラガード「ハイテク大っ嫌い>_<」

100年続く伝統、確実、鉄板。
一生ものを大切に使う。長年のおつきあい。
なかなか買ってはくれませんが、
一度気に入って頂けると一生どころか子供や孫にと
ながいお付き合いが続く皆様です。



みんな違う事を言っていたのは
狙っているマーケットが違うから・・・ビックリマーク

ブームが次々やってきては消えていくのは
ビジョナリーが満足して、飽きちゃったから。

価格を先に決めて、利益を考えて。
それはマジョリティーのマーケットに行くときの戦略。


なかなか手を出しにくい最後のマーケット。
実は利益率がものすごーく高かったり。
(驚くほど、高い品質を提供していたり)


目の前の人は、どのタイプ?


それを考えるとイケテル答えを出せそうです。


キャズム/ジェフリー・ムーア

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