【振り返り】入院時大変だったこと
このたびの入院で、
医療的に一番大変だったのは……
左腕での採血・点滴・血圧測定が禁止だったこと。
なぜ左腕での処置が禁止だったのか。
乳がん術後は手術した側の腕は処置禁止になることもあるが、私はそれとは別の理由だった。
それは
自己貯血(自分の血を輸血するための採血)をした日にさかのぼる。
私は血管が細く、針を刺しても血を採ることができなかった。
右腕からも左腕からもチャレンジしたが、どちらもだめだった。
あー、出ないものは仕方ないなーと諦めざるを得ず、そこで終了したのだが、
左腕の皮膚の下では血が出まくっていた![]()
(右腕はそんなことは無かった)
一応、針を刺したあと圧迫止血したはずなのだが、気がついたらめっちゃ内出血していた。
ま、そのうち治るっしょーと軽視していたのだが、
その後も内出血は広がっていった。
以下、
内出血画像注意!!!
んがががががが!?青すぎないか!?
痛みもある。激痛ではないが。
医療手技に不満があるわけではない。(青くなるのは手技の問題というより、圧迫不足とか採血後重いものを持つとかでなりやすい)
気になるのは、これ、血液の病気じゃないよね?ということだ。
もしも血液が止まりにくいとかの病気だったら手術は危ない。
手術前の血液検査結果があったので、凝固・線溶系の数値をチェックしてみた。
ぜんぶ正常だった。
じゃあ、たまたま運が悪くて内出血が酷くなってしまっただけか。
そういうわけで、
ま、そのうち治るっしょーと再度軽視することにした。放置。
しかし、
手術日までに治らなかった。青いまま。
![]()
入院時に看護師さんやお医者さんに診てもらった結果、
「左腕は……採血や点滴、血圧測定はしない方がいいですね」
そういうわけで左腕での処置禁止となったのだった。
右腕フル回転!
採血も点滴も、点滴その2も、血圧も、ぜーーんぶ右腕!!
右腕は青くなることなく、しっかり頑張ってくれた。
退院するころには左腕の青さも痛みもずいぶんマシになっていた。良かった。
【実母】実母の容体悪化
私が入院中、
実母の容体はどんどん悪くなり、
兄が主治医と面談して「延命はしない」という方針で決定した。
私もそれで良いと思う。
感染症(敗血症)からの多臓器不全。
感染症になる前は退院・施設探しの話も出ていたのだが、急激に悪化してしまった。
そして、もう間もなく……ということだ。
私は自分の入院2日前に母と面会したが、ベッドに寝たきりで会話らしい会話はできず、頷く程度だった。あれがもしかすると最後の母との会話になるのかもしれないな……。



