『お願いだから、それ離してよ!!』

私の悲しい絶叫が楽しそうな『わ~お』の流れるお遊戯室に響く。意味がない絶叫だとわかっていながら叫ばずには居られない。 

息子は1歳10ヶ月から3歳前後ぐらいまで目に入った掃除用具入れから、ほうきやモップ、バケツを出して遊びたいというこだわりが強かった。

それが人んちだろうが、楽しい音楽が流れている児童館だろうが、マットが敷かれた運動場だろうが、公園の草刈り機のそばの用具入れであろうが息子は容赦なく狙う。

とにかくモップを振り回したい。バケツを投げたい。砂を入れたい。ほうきで草を叩きたい。

いつも私は息子から用具入れを守って。用具入れが守れなくても中の道具だけでも守って。とにかく取り返して。

あの頃の私は入った部屋を見渡して用具入れを探すことに躍起になっていた。息子から守らねば!

あの頃の私、お疲れ様。今でも息子のテンションによっては用具入れ等、狙うから、これからももっと頑張れ!未来の私!

掃除用具入れ編、おしまい。