スマホでニュース記事を読んでた主人が、突然、「はあぁ!?」 って。
例の、東京医科大が女子受験者の得点を減点してたって話、
あまりにも異様なので、アメリカでも取り上げられてました。
今時のアメリカは、大学出は男性より女性の方が多いんですよ。
なんだかなぁ。 寂しいですね。
大学側の言い分とかも読み、その大学がどうのこうのってより、
そういうことが起きてしまう社会が、なんだか、寂しいなと思います。
そんな社会で生きる女性達のことを思い、考え込んでしまってるんですよ。
というのはですね。 今回の一時帰国中、
ある私立の女子高校で、世界平和活動のチーム、30人くらいだったかな、
生徒さん達の前でお話しをする機会があったんです。
お話の依頼を下さった女性の先生の他に、50代くらいの男性の先生もその場にいらして、
アメリカじゃあ考えれないような上からの口調で、生徒さん達に対応されていたんですよ。
私の話の後、一人の生徒さんが、
「まだ学生の者達が活動をし、何かを起こそうとするということを、
アメリカでは、どういうふうに受けとめられますか?」
という、素晴らしい質問があったんです。
私、依頼を下さった女性の先生に、男性の先生から苦情が出ることを心配し、
「アメリカ社会は年齢を重視しませんから、皆さんのように何かを起こそうとする姿勢は、
子供だろうが、大人だろうが、学生だろうが、社会人だろうが、
同じように素晴らしいこととして受け止められますよ。」
と答えたんです。
でも、本当に言いたかったのは、
「子供だろうが、大人だろうが、男性だろうが、女性だろうが...」 だったんです。
女性の先生から、教員間の男尊女卑の話を聞いてたんで、
私らしくもなく、考え過ぎてしまって。
そのことを女性の先生に話すと、
その男性の先生がいない場で、もう一度、その女子生徒さん達の前で話し、
生徒さん達と一緒に写真を撮ることを頼まれ、もう一度、学校に来て欲しいと言われたんです。
でも、災害のボランティアもあって、時間がなく、結局行けなかったんです。
次に、11月の後半から12月の前半、一時帰国が決まったので、
その間にお話しに行きます。
その時、あの女子高校生達に、何を言ってあげたらいいんだろう?
東京医大みたいなことが起こる社会で、男の先生があんな口調で話する社会で、
これから頑張っていく女の子達に、どんな話を聞かせてあげたらいいんだろう?
トランプが大統領になり、「頼っていてはいけない! 自分達が立ち上がらなければ!」 と、
記録的な数の女性達が、11月に行われる中間選挙に立候補していて、
アメリカでは ‟ピンク・ウェイブ” と呼ばれる現象が起きてるんです。
私が日本に行くのは、その選挙結果が出る数日後。
たくさんの女性が当選し、そのことも含め、
女の子達が元気が出る話ができたらいいんですけどね。
(DETROIT FREE PRESS)
私もこの ‟ピンク猫ハット” 編んで、11月の選挙に行こーっとっ!