晩ご飯

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アヤカ「今日の晩御飯は誰が作ってくれるのかしら〜」
レイナ「…」
アヤカ「なんでそんなとこで固まってんのよ。まさかアンタが当番だとわかったのがThe Shock of the Lightning(2008年のOasisの曲。年間31位)だったのかしら?」
レイナ「そのことなんだけど…」
アヤカ「まあアンタは料理うまいから、せっかくだから期待してあげてもよくってよ?」
レイナ「見たらわかるわ」
アヤカ「あ~わかった」
今日の当番 ミカ ミツネ
アヤカ「鮮やかにfall into a sleep…(Swan Song / BIGMAMA)」
レイナ「おい、ウェイクアップ目覚めよう(Wake Up! / 東京スカパラダイスオーケストラ feat.ASIAN KUNG-FU GENERATION )」
アヤカ「これから冬眠の準備よ…」
レイナ「おらあっ!」
アヤカ「ひゃんっ!」
レイナ「やっと眼を覚ましたかい?(前前前世 / RADWIMPS)」
アヤカ「あまりにも突然だったから、あたしの心臓のBPMは190になったぞ(君はロックを聴かない / あいみょん)」
レイナ「現実逃避しようとするからだわよ」
アヤカ「そりゃ現実逃避したくなるでしょ!メニューが適当すぎる料理orケーキじゃん!」
レイナ「まあ…その気持ちはわかるけど」
アヤカ「今日はレイナが作ってくれるんだと思って楽しみにしてたのに…」
レイナ「アタシが作ってあげたいけどね…あの二人はそんなことさせてくれないわよ…はあ…」
ミツネ「どうしたの最近ため息なんかついてさ(Mr. & Mrs. Balloon / BIGMAMA)」
アヤカ「噂をすれば…」
ミツネ「なんだよ。甘い物好きじゃなかったのかい?ケーキが嫌なら今日はアヤカくんの好きなシュークリームにしてあげるけど」
アヤカ「物の問題じゃなくて…」
レイナ「要するに飽きた(キュウソネコカミの曲)」
アヤカ「晩御飯に甘いものというのも…なぁ?」
ミツネ「…じゃあ君たちが好きそうなものを作ってやるよ!楽しみにしておくといい!(魔法の料理 ~君から君へ~ / BUMP OF CHICKEN)」
レイナ「みっちゃんはあんなこと言ってたけど…」
アヤカ「いつも通りケーキが出されるだけよ…」
レイナ「ところでミカさんはどこに行ったのかしら?」
アヤカ「姉ちゃん?そういや今日は見てないわね」
レイナ「その言い方すると怒られるわよ…ほら、この場はアンタのことを全く知らない人が見てるんだから」
アヤカ「アンタだってレイアを実の妹だって可愛がってるくせに」
レイナ「アタシのことはいいでしょ!あんたの場合は『自分の姉の結婚相手の妹を年上だから姉にしてる』なんだからね!サザエさん並に困惑するわよ!」
アヤカ「かなり遠い親戚を妹にしてるアンタよりはマシ・マシよ!!」
ミカ「また喧嘩しちゃって。どうしたの?」
アヤカ「あっ、姉ちゃん」
ミカ「あのね…あんた、ここではあんたのことを知らない人が見てるんだからむやみやたらとデマを言わないで」
レイナ「それはさっきアタシが注意したわ」
アヤカ「でも姉ちゃんはあたしの姉ちゃんだもん!」
ミカ「話聞いてないわね…ってそんなことを言いに来たんじゃなかったわ」
レイナ「何を話しに来たの?」
ミカ「今からあたし、エマのところに行くから」
レイナ「もう夕飯の時間なのに?」
アヤカ「あたしも早く帰って眠らなくちゃ…(mix juiceのいうとおり / UNISON SQUARE GARDEN)」
レイナ「そうはさせないわよ!」
アヤカ「ひゃんっ!」
ミカ「あら?一緒に行かないの?」
レイナ「アヤカは帰りたがってるだけだから。意地でも帰らせないわよ」
ミカ「じゃああたしはもう行くわね」
アヤカ「実の姉ちゃんと話がしたいだけなのに…」
レイナ「実の姉ちゃん…エマさんのことだわね。ややこしくなるから話なんかさせないわよ」
アヤカ「でも…このままじゃ満足できる晩御飯は出てこないわよ?」
レイナ「それはそうだけど…あっ」
アヤカ「何か思いついた?」
レイナ「アタシにいい考えがあるわ」
 
オミセマット「イラッシャイマセ」
アヤカ「コンビニで何かいいものを買って、それをあたかももらったもののように見せかけて逃れる作戦ね。どうしてアンタってそんなずる賢い女なのかしら」
レイナ「伊達に2年もずる賢いツンデレの相手してないわよ」
アヤカ「…誰のことよ?」
レイナ「さあ?アタシにはわからないわ」
オミセマット「イラッシャイマセ」
ユキ「やっ」
レイナ「わっ」
アヤカ「かっ」
カズフミ「なんでお前らがいるんだ!?」
ユキ「今日は珍しく静かだと思えば…」
レイナ「違う違う(闘う戦士たちへ愛を込めて / サザンオールスターズ)。別にアタシたちは逃げようと思ってるわけじゃなくて…」
アヤカ「食卓に彩りを加えたかったのよ!」
カズフミ「それならいいが…」
アヤカ「ってか兄ちゃんたちはなんでここに来たのよ?」
カズフミ「立ち読みしに来ただけだ。今日は壮年ジャンプの発売日だからな」
ユキ「アタシは電池会に来ただけよ」
アヤカ「ふーん…」
ユキ「あっ、これいいかも」
カズフミ「ユキ!なんでアイスのコーナーなんか見てるんだ!お前は大人しく電池を探してろ!」
ユキ「でも…」
オミセマット「イラッシャイマセ」
ヒカリ「やっ」
ケンキ「わっ」
レイナ「かっ」
ヒカリ「レイナ?それにアヤカにカズフミさんにユキじゃないの。こんなところで何してんのよ?」
レイナ「彩りを加えるんだわよ」
カズフミ「俺は本を探しに」
ユキ「アイスクリーム食べたい」
カズフミ「…」
ケンキ「なるほど…あの二人の料理から避けるための口実をここへ探しに来たんだな」
カズフミ「別に妹の料理を食いたくないというわけではないが…なぁ?」
ユキ「姉ちゃんの料理よりはコンビニの料理の方が…」
ヒカリ「その気持ちはわかるけどさ…」
ケンキ「でもな『逃げ場が無いのなら前に進むしかないって』と、UNISON SQUARE GARDENがSilent Libre Mirageで言ってるんだぞ」
レイナ「コンビニに逃げているという時点で説得力がないわね」
ケンキ「…こんな生意気な妹に育てた覚えはない!」
レイナ「アタシもお兄ちゃんに育てられた記憶はないわね」
ヒカリ「二人とも…言い争わないでよ…」
ケンキ「こんなに可愛げのない妹だとは思わなかった!」
レイナ「アタシだってもっとかっこいいお兄ちゃんがよかったわ!」
ケンキ「もう俺の妹はヒカリだけでいい!」
レイナ「お姉ちゃんはアタシのものだわよ!勝手に取らないで!」
店員「お前らうるさい!帰れ!正にこの世の大迷惑!(大迷惑 / ユニコーン)」
一同「あっ、はい…」
 
アヤカ「結局追い出されちゃったわね…アンタのせいなんだからね」
レイナ「アタシじゃないわよ…お兄ちゃんが来るから…」
ケンキ「お前のせいだ…」
ヒカリ「せめてケーキもショートケーキ以外ならばいいんだけどね…誰も誕生日じゃないんだし…」
ミカ「うまくできたわ」
カズフミ「よっしゃ!こうなれば何でも食べるしかない(Have a nice day / 西野カナ)」
ユキ「待って、姉ちゃんの様子がいつもと違うわ」
ミカ「さあ喝采万来、お待たせ(fake town baby / UNISON SQUARE GARDEN)」
レイナ「ミカさん、今日の夕飯は何かしら?」
ミカ「ミートソースパスタよ」
ユキ「ミートソース…パスタ?」
アヤカ「きた!?」
ミカ「何が来たのよ?」
ヒカリ「ミートソースパスタだわよ!!」
ケンキ「こんな結末だったとはな」
ユキ「泣きたいくらい…(2018年の大原櫻子の曲)」
ミカ「なにがどうなってこうなった(ロングバケーション / RIP SLYME)」
カズフミ「皆はお前が料理をちゃんと作れることに喜んでるんだ」
ミカ「そうなの?」
カズフミ「でもなんで急に作れるようになったんだ?」
ミカ「エマさんに教えてもらったの」
カズフミ「エマが!?」
アヤカ「姉ちゃん!?まさか実の姉ちゃんに助けられるなんて…」
ミカ「味はわからないけどね」
ユキ「見た目だけでももう十分だ何もいらないや(かわいい / 藤原さくら)」
アヤカ「もう我慢できない!(君と夏フェス / SHISHAMO)」
レイナ「あれ?シンクロマニカいつの間にか(シンクロマニカ / ねごと)皿とフォークの準備ができてるわ…」
アヤカ「あたしが用意したのよ!感謝しなさい!では!」
一同「ご馳走にありつかせて頂きます([ALEXANDROS]のツアーのタイトル)」
 
カズフミ「うまい!」
アヤカ「実の姉ちゃんに感謝しなくちゃ!」
レイナ「ウマピラス(ё)b(辛あわせ / キュウソネコカミ)」
ミカ「皆喜んでくれてあ~よかった」
カズフミ「俺もミカが料理を覚えてくれてうれしい!楽しい!大好き!」
ミツネ「さあ喝采万来、お待たせ」
ユキ「あっ、ケーキの人だ」
ミツネ「誰がケーキの人だ。今日はりんごたっぷりのカレーだよ」
レイナ「ふーん」
アヤカ「すごいじゃん」
ミツネ「あんまり嬉しそうじゃないね」
カズフミ「もう食べてるからな」
ミツネ「えっ!?」
ミカ「今日はミートソースパスタよ!」
ミツネ「ミカくんが作ったの!?じゃあこのカレーは!?8.02時間かけて作ったカレーなのに!」
ユキ「そんなに時間使ったの?じゃあ明日の朝ごはんにでもしようかな」
レイナ「カレーは寝かせる方が美味しいからね。あっ、ミートソースパスタなんだけど、アタシとアヤカが多く食べたからあんたの分はないわよ^^」
ミツネ「僕は一体何のために…」