快腹
一昨日、収録の帰りに母のところに寄り、
富士宮の山下さんでうなぎをご馳走してもらいました。
隣のお魚屋さんが経営しているお店で
いつも旬の魚料理が食べられ、うなぎも超おいしい。
そして母の家でインコと戯れながら小林麻央さんの話題に。
癌患者の家族を看取った私たちは
彼女の話題にはあえて触れずにきていたのですが
海老蔵さんの涙に いろいろ思うところありました。
ご本人が「可哀想に」と思われたくないと仰ってたので
素晴らしい人生だったね、と言いたいですが、、
父もやはりよく「人生は一度きりだから」と言ってました。
ていうか、もともと私が父にいつも言ってたんだけどね。
「もうお前、音楽なんかやめて実家帰ってこい」
「お父さん、人生は一度しかないんだよ」
これがいつもの会話でしたが
病気になってからの父は、私が何かを相談すると
「一度きりの人生なんだから好きにやったらいい」
と言ってくれるようになった。
病は人を、人のステージを格段にあげてくれるのかもしれない
できれば健康なうちにそれに気づけたら一番いいのだけれど
健康でいることが当たり前だと
つい、身近にいる人を傷つけたり、日々を惰性で送ってしまう。
人生に限りがあることなんて忘れてしまう。
それにしても、麻央さんは相当痛かっただろうに
よく頑張っていたなと本当に思います。
病気の体から解放されて、安らかにお眠りください。。
愛してる その言葉を愛する人に言えてよかったですね。
やっぱり愛はだいじだいじ。