指の使い痛み(腱鞘炎によるばね指) | 京都市 山科区 やとう鍼灸整骨院 のブログ

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やとう鍼灸整骨院
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こんにちはニコニコ

 
京都市山科区椥辻のやとう鍼灸整骨院です。
 
今日は腱鞘炎の一種であるばね指(弾発指)について書かせてもらいますウインク
 
 
指の曲げ伸ばしで付け根が痛む、握る動作でカクっとなって戻らない・・・
このような症状で気がつくことが多いかと思います。
 
 
指をよく使う女性などに多くみられ、指のつけねの関節(MP関節)の手のひら側でおこります。
下の絵の四角の範囲です。(例では中指)
上図で黄色くなっている指を曲げるための筋肉が、ヒモ状の腱となって指先までついています。
 
四角の範囲を拡大すると、
関節の上を通過するヒモ状の腱と、
その腱が浮き上がらないようトンネル状におさえている腱鞘(鞘は刀のさやの字です)がみられます。
 
この腱と腱鞘が、使い傷むほど指を動かして擦れることで腱鞘炎と呼ばれる病態になります。
 
繰り返しこすれることによる炎症で腫れや痛みがみられます。
また、繰り返しこすれて腱が分厚くなって肥厚してしまうと曲げ伸ばしの際に「ばね現象」と呼ばれる特有の引っ掛かりがみられるようになります。
 
こちらが当院で観察されたエコーの画像です。
(※患者様掲載許可済み)
 
上半分は指の腱を金太郎あめのように見た断面図、下半分は横の断面図です。
腱が腫れている様子がみてとれます。
 
横断面で指の曲げ伸ばしをしてもらいました。
 
 
カクっと引っ掛かる瞬間が分かるかと思います。(ばね現象)
 
あまり重度になると、病院では腱をおさえている腱鞘を切り開く手術などが行われることがあります。(術後の成績は比較的よいことが多いと思われます。)
 
手術をしない治療全般を保存的治療といいます。
 
 
やとう鍼灸整骨院では保存的な施療をおこなっておりますウインク
指や手の使い痛みでお悩みの方は早めにご相談くださいニコニコ
 


TEL.075-584-1112(お問い合わせはコチラから)

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