京都市山科区椥辻のやとう鍼灸整骨院です
整骨院(接骨院)で保険適応となる外傷(ケガ)についての紹介です。
・・・一般の方に知られてないことが多々あるのですが、骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲に関して整骨院で保険適応での施療をすることができます。
(※骨折・脱臼に関しては初めの応急処置以降は医師の同意が必要となります。)
今回は肉離れについて解説します。
肉離れ(筋挫傷): 筋肉に急激な力がかかって引き伸ばされたり、筋肉の縮む力に耐えられなかったりして筋線維が損傷した状態です。
日常生活やスポーツなどの動作で発生します 。
ふくらはぎ(腓腹筋内側)、ふともも(大腿四頭筋・ハムストリングス)、腕の力こぶ(上腕二頭筋)などにみられることが多いです。
損傷の程度は筋肉の線維が軽くほころんだ程度のものから~内出血も伴うような大きな断裂まで様々です。
筋肉の線維の損傷であるためレントゲン等にはうつりません。
骨に繋がっている腱の部分が完全にちぎれると手術することもありますが、肉離れでは保存的に治療(手術しないこと)することがほとんどです。
できれば受傷直後は、アイシング・消炎剤(シップなど)による冷却と、包帯(着圧ストッキングなどでも可)による圧迫、安静をまず行ってください。
そのまま放置してもある程度は自然治癒で治っていきますが、再発しやすかったり痛みやしこりが残ったりすることもあります。
初期のうちに損傷の程度に合わせた適切な固定や、修復の過程に合わせた適切な処置を施すことが大切です。
施術により治癒までの期間を大幅に短縮したり、後々の違和感を残さずに治癒させることが期待できますのでできるだけ早いうちの来院・施療をオススメします。
当院では傷んだ程度や修復の過程の参考所見にエコーによる画像観察も行っております。
手術を必要とするような重度の損傷であった場合は医療機関への紹介も行います。
肉離れのおこったふくらはぎの筋肉のエコー画像です。↓
ちなみにこちらは肉離れしてない反対側(左側)の同じ箇所です。↓
ちなみにこの症例の患者さんは受傷後すぐ来院、仕事をしながらの施療の結果1ヶ月以内にコースに出てゴルフをプレーできるまでに改善しました
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