民主党に注文する会

　元成田市長の小川国彦氏が成田市国際文化会館で、民主党に注文する会を開いてくれた。成田市在住の方を中心に、１５０人前後の参加者があった。冒頭、この会の座長を務める小川氏が趣旨説明を行い、その後民主党県連代表の長浜博行参院議員（民主党次の内閣の国土交通相）と私が民主党が今回の選挙に臨むにあたっての考えを述べた。

　次に会場の参加者との意見交換会に移り、空港問題、農業、郵政民営化、財政再建等、多岐にわたる質問が出され、とても有意義な会となった。３０年程前、当地域は、金権千葉２区と言われ、票を金で買う選挙が横行した。金をもらえば、その人に投票する有権者がかなりの数いたのである。まだ十分とは言えないが、候補者がどのような政策を持って立候補しようとしているかをしっかり検証し、当選した後も、政治家が公約通りの行動をしているかをチェックしようとする有権者が着実に増えてきていると思う。その流れに拍車をかけたのは、マニフェスト選挙の登場であることは間違いない。安心できる医療体制の確立や月額２万６千円の子ども手当の導入等マニフェストに盛り込まれたことを実現するための責任の重さを改めて実感した。