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見えない世界を伝える神社ナビゲーター
市口哲也です。
【出雲大社】 島根県出雲市大社町
今年も出雲の神迎祭と神在祭に行ってきました。
正確にいうと、
旧暦の十一月十日、稲佐の浜で行われるのは「神迎神事」
その後、出雲大社で斎行されるのが「神迎祭」
翌日から行われるのが「神在祭」です。
今年から「神迎神事」の一般参列が再開となり、御幣もいただきました。
しかし、以前と比べると、「神迎神事」では八百万の神々を感じるのが難しくなりました。
個人的には、観光客が増えたので、八百万の神々は依り代にピンポイントでしか降りられないのでは? と感じています。
「神在祭」も一般参列が再開されたので、久しぶりに本殿の境内で「神在祭」に参列しました。
本殿に近い席を確保して、八百万の神々のご神氣をたっぷり浴びてきました。まるで露天風呂に浸かっているような気持ち良さでした。
参列者には「神在餅(かみありもち)」が配られました。
歴史書「ホツマツタヱ」にも、モチを配ったことが書いてあります。
「神在餅」を「じんざいもち」と音読みしたのが、「ぜんざい」の由来といわれています。
【素鵞社(そがのやしろ)】
降り専用の階段が新設されて、行列が少し緩和されていました。
砂を交換するブームは、まだ続いているようでした。