先日見に行ったバラ園のバラがこの陽気で、きっと一気に咲き始めているのではないかと思っていました。
珍しくこの日は家族の一人一人の予定がなかったので、サンドウィッチを持ってバラを見に行くことになりました。
実家に車を置いて、歩いて5分。もう歩いていく道のフェンスの向こうは植物園ですので、どちらかといえば植物園の同じ山に家がある感じです。
娘とは何回か季節の花を探しに行ったことがありますが、お連れ合いはまだこの植物園に行ったことがなかったので、お天気も良く、花を見ながら歩くのも良いだろうと思いました。
先日バラ園を歩いた時、かなり陽があったっていて暑かったので今回は日傘をさして行きました。
管理事務所の前の広場に、どうも5日のこどもの日が「春祭」とのことで、準備がされていたようです。
テントと椅子が用意されていましたので、まずそちらを借りてサンドウィッチを食べてから、バラ園に行きました。
つるバラがアーチに絡まっていて、その花が咲き始めていて美しかったです。
遠くからバラ園をながめましたら、赤やピンク、黄色や白などの様々な色が見えたので、ちょうど良い時期だったかなと感じました。
その眺めが美しかったので、ちょっとドキドキしました。
この時期にこのバラ園にきたのは初めてでした。
この前来た時、気になっていたバラを見てみました。蕾が解けて咲いていました。
恋愛に関した名前が付いていて、大きな蕾が印象的だったバラの名前は、何と「恋心」という名前でした。
先日大きく膨らんでいた蕾は、咲いてしまってもう枯れかかっていたようです。
その「恋心」の近くに「プリンセスアイコ」のピンクのバラが咲いていましたし、
またその並びの違う区画に「プリンセスミチコ」がありました。
この花は濃いオレンジ色で、花びらの重なりがあまりない楚々とした風情で咲いていました。このバラは、1966年、英国出身のバラのようでした。
反対に花びらの重なりがたくさんあって小ぶりですが、ふわふわしている花は「ブルボンクイーン」というものでした。
このバラは1834年発表とのこと。
同じバラでも、この花と花は100年以上の時間が経っているわけですね。
今回1番、美しさに心を奪われたのは、大きな美しい蕾で「ロイヤルハイネス」という薄い紫がかったピンクの1962年のアメリカ出身のバラでした。
「シャルル・ドゥ・ゴール」はたくさん美しく咲いていましたし、「ミスターリンカーン」深い赤でした。
先日より時間をかけてしっかり見てきました。名前で記憶に残ったのは「ドゥフトツァウバー」ドイツ語で「香りの魔法」でした。もちろんこれはドイツ出身。
しかしまだ花が咲いていない花の出身が何故か、ドイツ出身のバラが多かったように感じました。
バラ園の後に、やっぱりあまり暑かったので、管理事務所前に戻って、アイスの自動販売機でアイスを買いました。
ゆっくりしたこういう時間をあまり過ごすことがありませんでしたので、何か連休らしい感じがして良かったです。ゆっくりした時間でした。
娘も何か夢中になってバラの写真を撮っていました。
バラ園の最後に、娘が荷物の中から取り出したのがスマホをつけて写真が撮れる簡単な三脚でした。
近頃撮ったことがない家族写真を撮ろうとのこと。
(この三脚はどうも「押し」が出演するイベントなどで写真を取るために持ち歩いているもののようです)
暑かったですが、虫に刺されることもなく、バラの美しさで心豊かに過ごすことができました。
あまり綺麗でしたので、咲いていたバラの絵葉書を思わず購入してしまったほどでした。