昨日はマッサージの師匠格の先生の予約が取れたので、午前中にリハビリの体操とマッサージに行き、夕方から《マタイ受難曲》の最終練習に行きました。後は、来週の水曜日のGPを残すのみです。

リハビリの後には、本日のボランティアの「お寺の春のコンサート」の歌の練習をして、持ち物の確認をしようと思っていました。

お寺のコンサートの練習は目の前ですが、《マタイ受難曲》の本番も目の前ですから、こちらの練習もしなくてはならず時間も限られていたのです。

それなのに、なんと一昨日、このお寺のコンサートを中心になって企画運営している方から、突然ラインが回ってまいりました。

このコンサートは第1部に、昨年歌ったモノ・オペラブッファのダイジェスト版を聴いていただき、第2部で春の歌を11曲を歌う企画のコンサートなのです。

先日の練習の時に、お寺の観音堂にピアノがあるのですが、その本番の場所で、リハーサル兼練習をして、大体の時間を計ったり、打ち合わせもいたしました。

衣裳もその時に相談して、あまり大げさなドレスではなく、その歌うキャラクターにあった洋服にしようということになっておりました。私は「少し長めのワンピースなどでどうかなあ」と思っておりましたので、先日からいくつかの候補を用意して、最終的に決定して荷造りをしておこうと思っていたのです。

 

このラインには、せっかくだから、目からも春らしい気分を味わってもらいたいので、「第2部の春の歌の時は春らしいピンクなどのドレスにしましょうよ」と書いてありました。

「えっ…………」

自分はこういうドレスを着たいと思いますと一緒に写真が送られてきました。

グループのあと2人の方は、「いいわね……」というお返事で、このお2人の方も自分が着るというドレスのお写真を送ってこられました………。

あと1人の方は、「自分はオペラブッファの時と同じ洋服が春らしいので、このままにします」と自分が着用したお写真が送られてきました。

もう1人の方は、「みなさんが花柄なので自分は無地にします」とのことでまたその方の着るドレスの写真が送られてきました。

最後に私が1人残ったのですが、何しろ一昨日は上野へ、ルネ・パーぺさんのコンサートへ行きましたので遅くなりました。その帰り道で、そのお知らせを読んだのです。

それにドレス類のほとんどは、実家に置いてありますので、見直すこともできませんでした。

 

昨日は練習をしっかりしてから《マタイ受難曲》の最終練習に行こうと思っていたのに、降った湧いたような、ドレス探しに時間を取られてしまいました。

時間をかいくぐって練習しているのに、今回はちょっと???と思いました。

 

「せめてもう少し色々な段取りをする前に言って欲しかったなあ」と思いながら

まあしかし、いろんな段取りをしていただいているのですからあまり文句を言える立場では無いのですが………

昨日は実家に行って、まずそのご希望に沿ったドレスを探し、写真を撮ってこれで良いかというお尋ねをし、大体の荷物をまとめておきました。

《マタイ受難曲》の練習が終わって戻ってくると、もう22時近くになりますが、そのまま実家へ行って、もう一度荷物の確認をして車に積んできました。

みなさんで協力し合って、一つのイヴェントを作っていくのは楽しいことではあるのですが、

自分の考えだけで動けないところがちょっと………

 

やはり衣裳が結構問題になってくるのですね。

まあ、明るい色の方が、雰囲気は華やかになるとは思うのですが。

 

結局、ピンクのドレスは肩があいている形なので、ブルーの地に、チューリップや、マーガレット、アネモネなどの春の花が、あまり大きくなくプリントされているものにしました。

うーん、オペラブッファを歌う時と衣裳を変えることになるのですが、着替えの場所が無いようにも思うのですが……観音様に怒られそうにも思います。

一応、春色ドレスは持っていきますが、着替えられそうになかったら、そのまま歌えるように、最初の衣装を着ていこうと思っています。

なかなか一つのことを構えるのは大変です。

さーて、本日、本番。