果物類は大体好きなのですが、みかんの類はその中でも「大好きなもの」になります。
手軽さが温州みかんへと走らせるのです。
温州みかんの美味しいものがあると、話をしながら、私の前にみかん皮の山ができ、周囲を呆れさせたことがあります。
それこそ、顔がみかん色に染まりそうだといわれましたが……。
この秋から冬は、そういえばあまりみかんを食べなかったかな?
勤め帰りに、八百屋さんに寄って、みかんを買って帰っていたのです。
お弁当のお供に一つ入れたりしていたのですが、イチゴが出てくると、お弁当の彩りにイチゴが幅を利かせ、いつの間にかみかんの出番が減ってしまいました。
この冬、あまり美味しいと思えるみかんに出会わなかったからでしょうか。
いつもの年に比べて食べていないような気がします。
親戚より、清見オレンジとポンカンの荷物が届き、そのみずみずしさと美味しさにいつの間にかハマりそうなのですが、温州みかんのように手軽に手で皮を剥いてどこでも食べられないのが難点です。
外側の皮が厚くて手で剥くにはちょっとたいへんなのと、果汁が多いので、中身の房を食べるときに、ちょっと食べにくいのです。
ちゃんと切って食べられるようにして、しっかり食べなくてはならないので、ちょっとしたことなのですが、温州みかんのようにさっと食べるわけにはいかないのです。
温州みかんの甘さと、オレンジの香りを兼ね備えているのが特徴とのこと。
やはり手で剥けないことはないが、ナイフで櫛形に切ってから食べる方が良いとのこと。
そうかみかんにはあまりない香りが、この実には備わっているのだ。
愛媛県と和歌山県産のもので、全体の7割強を占めるとのこと。
この人の名前のような「清見」は、このみかんが作られた静岡県の地名に由来しているとのこと。
気温も上がってきて、みかんもみずみずしいうちに、そのものが持っている美味しいときに食べなければ、その食材に申し訳がありません。
心していただきたいと思います。
この3月から4月が清見オレンジの露地物の旬のようです。
美味しいものは美味しいうちに。
そういえば、香りといえば、もうすぐ湘南ゴールドというレモン色をした実が出てくると思います。
これも、みかんとしては値段が高いのですが、その色から想像する酸っぱさはなく、香り高く甘い果実で、皮も薄いのです。
昨年は食べ損なってしまいました。今年は時期を失わないように見ていましょう。
あまり広く出回らないのです。それにすぐ時期が過ぎてしまうのです。
もし召し上がったことがないようでしたら一度食べてみてください。
こんなことを書いていたら口の中が甘酸っぱくなってきました。
先ずは清見オレンジを美味しくいただきたいと思います。