バランスからだ塾のYASUTAです。
おはようございます。YASUTA妻です。大雨警報なだけあってよく降りますね・・・皆さん、かなりひどく降る時もございますので、外出されるときなどくれぐれもお気をつけくださいね
さて、10日(日)に「ヒモトレスペシャル講座in広島」と題して、『ヒモトレ』考案者の小関勲先生と『ヒモトレ』を養護学校で巧みに使われている香川県の善通寺養護学校の藤田五郎先生をお招き致しました
僭越ながら、両先生から私共夫婦の取り組んでいる『バランスからだ塾』をぜひ見てみたいと言って頂き、午前中は特別に『バランスからだ塾』を開催しました
全員は呼べないので、お声をかけさせて頂いたお子さん達をキッズクラス~トライクラスまで集めての特別バージョンでした
日曜日なのですが、たくさんの塾生が集まってくれました!予想を超えて集まってくれたおかげで、熱気ムンムンでした普段はなかなか子供達の姿を見ることのできないお父さん達もたくさん見に来て下さいました
頭に?と思われるかもしれませんが、そっと頭に沿わせただけのヒモがカラダをちょうどいい所へ導いてくれるんですよ(頭痛の方や、寝付きの悪い方なども試してみて下さい)
藤田先生も小関先生もこの棒の上でしっかり足指が使われている子供達を大絶賛してくださいました
最後に、藤田先生・小関先生にお言葉を頂いたのですが、「こういう遊びを通してカラダはもちろん、人間関係にも大きくかかわってくる。今の子供達にとってとても大切な環境です」と言ってくださり、嬉しさでこみあげてくる涙を必死に抑えました
講習会会場への移動前に、藤田先生に無理を言って、うちの整体に通ってくれている男の子をみて頂きました。
小学校低学年の頃までは自分で座れていたらしいのですが、体が大きくなり始めてからはそれも無理になったとの事でした。男の子の座面には『ココロのバランスボード』が敷いてあります。そして、体勢が変わってしまった為に、バランスを失った部分をヒモを軽く引っ張って「ここ、ここだよ」と先生が言われると、確実にそちらに体の意識が向いていっているのが分かりました。
「顔上げられる?」と先生が言われると、自分でグッと首を持ち上げ、もたれていた顔をあげてくれました!
この時、確実に足にも力が伝わり、自らの足裏で踏ん張る事ができていました。小関先生にも確認して頂きました。今まで使われていなかった足が、血が通い始め色が変わっていました。
長く使われてこなかった為に、忘れてしまった動作を体に思い出してもらっているといった感じでした。
長年彼を見て来ましたが、今回は彼が自ら顔を上げたり、一人で座ろうとする意志を感じました。本人の意志がそこにあるかないかは本当に大切なことだな~と感じました。
YASUTAから講習会場へ。いよいよ講習会開始です!
第一部は小関先生に「ヒモトレとは?」という事をじっくり教えて頂きました。ヒモがあって立ち上がるのと、無くて立ち上がるのとどれ位違うがあるか試して頂きました皆さん、ヒモ一本で!?とビックリされていました
第二部は、藤田先生が養護学校で指導されている子供達の様子を教えてくださいました。
どの映像も想像を遥かに超えて、歩行困難な子供たちが歩けるようになったり、寝返りの苦手な子供がスムーズに寝返りをしたり、他にもたくさんの事例を教えて頂きました
それも、ヒモをつけてすぐに成果の出ない子供達でも、半年・1年と時間を追って変化を見せて頂いたので、自分のカラダが求めるうちは続けることで、変化が出てくるのだな~と改めて勉強になりました。
第三部は、質疑応答のような形で、それぞれの分野の方から質問を頂き、その質問に答えて頂きました。
少しばかり、主人もレクチャーさせて頂きました写真にもあるように、今回は小学校高学年から中学生の子供たちが数名参加してくれました親御さんと一緒にだったり、担任の先生に興味を持って参加してれたり・・・。講習を受ける姿勢は真剣かつ積極的すばらしい未来の宝たちです
今回、私はショックを受けたのですが、ヒモはそっと触れている位の強さでいいということを痛感致しました。片頭痛持ちの私は一度きつく縛ったヒモで痛みが散ったことをいい事に、毎晩頭にきつくまいて寝ていました毎朝、首が痛くて・・・と小関先生にお話しすると「逆効果ですよ~」と・・・。この講習以降、触れる位に頭にヒモを巻き、じっくり良質な睡眠を取り戻しました
『ふれている』この表現が心に残っています。私たち夫婦はノリと勢いで事をなしてしまうこともしばしばですそれがいい時ももちろんあると思いますが・・・、そんな私たちだからこそ『ふれている』感覚をもっともっと大切にしなければと心に誓いました
そんな私たちの主宰する会に、武術研究家の甲野善紀先生のお力添えもあり、お近くからたくさん、また九州や京都といった遠方からもご参加頂き本当にありがとうございました
また、たくさんの学びを下さった藤田先生小関先生に心より感謝致します
会場を貸してくださって、当日色々とお世話をしてくださったザメディアジョンの皆様にも感謝です
最後に、私たちを支えてくれたスタッフに感謝です