温ゆたかな日々 足立典正展へ | くじらぐもびより

温ゆたかな日々 足立典正展へ

  くじらチームには珍しく2日連続大人の遠足してきた。

昨日は埼玉県朝霞市在住の彩陽さんに会いに。

今日は珈琲焙煎室そらの淑子ちゃんと一緒に長野の安曇野へ。

 

 雲ひとつ無い真っ青な空の下、ドライブスタート。

まずは、信州と言えば、そば。「常念」というそば屋さんへ。

 

大きな羽釜を見つけテンションが上がる。お風呂になるな。

 

松茸そばを堪能。

 

 おなかいっぱいになったところで今日の目的の有明美術館へ。

 

 

森の中の美術館。

 

 ここで淑子ちゃんの知り合いでもある足立典正さんの個展を10月14日までやっている。

 

 

典正さんが描くテーマは、普通に当たり前にそこに存在する建物や気にも留めなくなっていた景色が多い。でもふと思い返すとどんどんひっそり消え行く景色でもあると思う。その瞬間に気持ちを留められるか、留められないかで人生の面白さや豊かさは変わってくるんだろうな。

 

 子どもの頃にタイムスリップしたように、ピュアな気持ちを思いださせてくれるような、勇気付けられる絵にたくさん出会えた。

しんどい思いをしているような人にも見てもらえたらいいな。きっと何かを受け取れるように思う。

 

 浜松にも典正さんのアトリエがあるそうなのでそちらもいつか訪ねてみたい。

 

 今回展示している有明美術館もとても素敵なところ。本棚に本もたくさんあってゆっくりできる。お茶もできる。オーナーさんは90歳近いご夫婦。だんな様が丁寧に珈琲やカフェオレなど淹れてくれる。カウンターも建物や置いているカップたちも映画にでてきそうに雰囲気があるものに囲まれていて、きょろきょろ観察してしまう。

 

でも11月に美術館は閉められるのだそう。その前に来ることができてよかった。

 

奥様手作りのアイスクリームとあんずジャム。アイスはシャリシャリしていてすごくなつかしくなる味。

 

 さて有明美術館の後は、松本へ。お城の周りをぶらぶら。骨董屋さんをのぞいたり、フリマをやっていたり。やーさんはふと見つけた松本クラフトビール屋さんへ。女子チームは喫茶まるもでモンブランとコーヒー。松本は数年前はよく来ていたけれど今回は久しぶりに訪れた。お店屋さんもたくさん増えていて歩くだけでも楽しいな。薪ストーブを譲っていただいた森脇刃物店にも顔を出したいし、またいつか。