私が育った福島という土地は
海があり山があり四季を感じながらたくさんの体験ができる自然豊かなところです
小学校の1年生の誕生日に流行りのファミコンってやつを買ってくれた父でしたが
福島の魅力には勝てず
いつでも外で遊んでいました
今福島にある不安のタネは
目に見えないもので
今も写真をとれば変わらない自然の一部を写すこともできます
けれどもなかったことにはならない出来事がありました
仮設住宅で暮らす方たちがいる
毎日天気予報と一緒に流れる線量
今福島に残る決断をして暮らす方たちの暮らしぶりはというと
ほとんどがそれまでと変わらない生活になっているのではないかと思います
それは『どれくらい』が誰にもわからないから
どれくらいどうしたらどんな害がでるの?
どのくらいの確率なの?
どのくらい誰を信じたらいいの?
私もわかりません
だからどんな決断をされた方も
今しているそれぞれの生活に力を感じます
止まって悩んでいても暮らせないですもんね
私も頑張らなくちゃ