人材育成のお話しです。

社会人になって28年になります。
新しい会社では「新人」と呼ばれ、自分自身を
振り返ってみると、「新人」を4回?経験している。
(うち二つは新規の立ち上げメンバーなので、
厳密には新人とは言えないかもね)

入社して、後輩が出来ると自然に指導と言う形
で、教育に関わるようになる。
古参社員になったり、出世して役職が付くと、数名
どころか、十数名の指導にも関わるようになる。

一番最初は1000人規模の会社。
ここで、導入教育と中堅幹部教育を受けた。

次に100人規模の会社だけど、「営業とは」等の
教育であったり、グループディスカッションを用いた
現場教育であったり、自己啓発の教育も受けた。

役職が付いた会社では、残念ながら教育に費用を
掛けることが出来なかった。いや、掛ける程余裕が
無かったのかも知れないけど、教育は自分自身で
行わなければならないと感じる会社だった。

つまり、出来上がった営業だけが必要で、未熟な
営業は自分で這い上がるしかなかった。自分自身が
熟成された人間ではないから、僕はそれが一番嫌な
体質に受け取れた。

新素材・新工法・改正法令等僕らの職域には、目まぐ
るしく変わる環境が有る。
半年勉強を怠ると、お客様から質問が来ても自信を
持ってお答えできない。

幹部である自分が、質問を怖がった。

だから変えようと思った。
共に勉強していくしかないと思った。
自分で知識を得た人間からすると、くだらない勉強会
もやった。

数年掛けて人材を育成して、その人がスランプに陥る
と、営業ゆえ肩叩きも致し方ないとは思うけど、ここは
少し長く辛抱するものだと僕は思っているんだ。

そこで、題名である「芽が出る話」な訳です。

運営が上手くいかない時に、リストラと言う手法がある
事は周知の事ですが、経営者の身の回りのリストラ
より、会社にお金を入れてくれる営業からリストラする
のは、違うと思う。

以前、今期の売上げが前年度より悪いと書きました。
取引平均物件価格が低迷するこの時代、契約件数を
伸ばさなければ、難しいです。

営業経費と言う原資をどう振り分けていくかが重要な
局面になってきました。
ネット対策?来店対策?紹介対策?色々とあります。

僕は自分の事業として、建築部門を受け持っており
ますが、もっともっと営業G(グループ)から仕事の依頼
を受けられる様、次期は体制を整えていきたいと思う。

早いもので、8月には5期目が始まります。

事業計画をしっかりと立て、会社全体を導く義務を負って
いるので、じっくり思案して・試算してみたいと思います。

あ、

くどいようですが、明日12日と13日は臨時休業させて
いただきます。
うちのビルの大家さん達と職員さん達でゆっくりと、温泉
・美味いものを肴にして語り合ってきたいと思います。